2004年03月04日
サイバー紛争か?迷惑だぞ

それぞれのウイルス亜種は自身ウイルスの感染拡大の仕組みとは別に、互いのライバルウイルスを除去する仕組みを備えているものある。それに対抗してMyDoomの作者達はNetskyに除去されない新亜種を放っているそうだ。
MYCOMでは「ウイルスコンテスト開催中? 」とも報じられていた。
事の発端は2月27日に大量メール送信型ワームBagleの亜種Bagle.Cが発見されたのを皮切りに、D、E、F、Gが次々と出現。3月1日からはNetSky.Dが記録破りのスピードで感染を拡大するなど、短期間で続々とウイルス亜種発見されたこと。
アメリカでは2月27日から同3月3日にかけて、NetSky、Bagle、そしてMyDoomの各ワームで、合わせて10種類以上の亜種が発見されているらしいが、NetSkyの作者に対抗してMyDoomとBagleの作者が手を組んだことを暗示する様な言葉を含んだメッセージがソースコードに組み込まれているものもあるそうだ。
Bagle.J
「NetSkyに言っておく。邪魔するとタダでは済まないぞ」
MyDoom.G
「NetSkyの作者に告ぐ。小生の愚見では、スカイネットは分散型PtoPニューラルネットである。P2PはSinitとSlapperしかない。これらをスカイネットと呼ぶのは構わないが、君のは違う」
NetSky.F
「Skynet AntiVirus - Bagleよ、吠えるな負け犬」
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