2004年03月25日

当社ではWindows XP SP2のファイアウォール機能をOFFにすることを推奨する

2004-03-24-11インプレスインターネットウォッチによると、Symantecのコンシューマ製品の統括を担っているGroup Product ManagerのKraig Lane氏はインタビューの中で「Windows XP SP2のファイアウォール機能をOFFにすることを推奨する」と述べているそうだ。

このインタビューでは、Windows XP SP2ではXPのパーソナルファイアウォール機能がデフォルトで有効になるために、Nortonのパーソナルファイアウォールに影響が出るかどうかの質問に答えたもので
結論から言うと、SP2を適用したあとでも、Nortonのパーソナルファイアウォール機能の設定等を変更する必要はない。Nortonのパーソナルファイアウォールは、パケットのパッケージ内も見ている。Windows XPのファイアウォールは入ってくるパケットをポート単位で制御するなどの基本的な機能しか搭載していない。したがって、Nortonのパーソナルファイアウォール機能の方が優れていると言えるだろう。
具体的にSP2を適用すると、Nortonが“SP2が適用された”と判断し、「Windows XPのパーソナルファイアウォール機能がONになったが、ONにするか、OFFにするか?」と表示するはずだ。その時点でどちらかを選べば、特にほかの作業は発生しない。ただし、Windows XPとNortonのファイアウォール機能を両方ともONにすると、動作が重くなる可能性があるため、当社ではWindows XPのファイアウォール機能をOFFにすることを推奨する。
Symantec Norton Internet Securityに任意のコードが実行できる脆弱性へのパッチを早く公開してほしいのですが・・・
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