上昇を続けていたDRAMスポット価格が1日間でさらに10％以上急騰　-買うなら今週末？-

記事によると「スポット市場は、一種パニックの様相を呈している。品薄感が非常に強い」と指摘しているそうで、メモリ高騰の背景としてはメモリーメーカーが、生産の一部を家電向けフラッシュメモリーなどにシフトしていることや、一部のメーカーで最新技術の導入に伴いトラブルが続発していることが影響している」と書かれているが、メモリのスポット市場価格は、噂だけで大きく変動する市場なので、DDRメモリが値上がりした本当の理由はわからないぞ。

インプレスのアキバほっとラインによるメモリの価格調査によると、DDRメモリPC3200/256MBは今年の1月10日に3232円がもっとも安い価格をつけていたが、4/3時点には4440円なっている。年初からの比較ではすでに37％も上昇しているが、今週入荷するメモリはさらに値上がりするということになる。1/10と4/3の為替レートはほぼ同じ106円台。今年になってからのメモリ価格高騰の原因が為替レートでないと言えるぞ。

256MBのメモリで比較すると、たいして値上がりしてないように感じるかもしれないが、512MBのメモリの価格で比較すると6279円(1/10)→8799円（4/3）になっている上に、今週さらに値上がりすると値上がり幅は相当デカイ。

4/5のメモリスポット価格は4/9,4/10にアキバに入荷するメモリの価格に反映する。先週以前のチップ値上がり前の安価な時に仕入れたメモリ在庫が運良く店舗にあれば、安く買えることもあるので、メモリを追加する予定のある人は早めに手を打ったほうがいいかもしれない。

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アキバホットラインによるとやはりアキバでのメモリ価格は値上がりしているようだ。安い値段で買うのは無理かもしれない。

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