2004年06月30日

NVIDIAがデュアルGPUソリューション「NVIDIA SLI」を発表

PCWatchによると、nVidiaが複数のグラフィックスカードを接続して、マルチGPU構成にできるアーキテクチャ「nVidia SLI」を発表したらしい。今は亡き3dfxのVoodoo2で可能 だったSLI(Scan Line Interleave)でのVGAカード2枚を使ってパフォーマンスを稼ぐという方式を思い出す。ソース上田新聞blog版さん

今回発表された「nVidia SLI」の見た目は、Voodoo2でのSLIとそっくりだが内部的には別物らしく、ソフトウェアがGPUチップのロードバランシングを行なう仕組みになっているそうで、VGAカード2枚使用することで平均1.87倍のパフォーマンス向上が見込めるそうだ。

「nVidia SLI」を使うための課題は、原則的にはPCI Express x16~x4のスロットが2つあるマザーボードが必要となることらしい。現状では、IntelのデスクトップチップセットではPCI ExpressはMCH側に16レーン、ICH側に4レーンの構成となっているので、周辺デバイス用にPCI Express x1コネクタを用意すると、VGA用にはPCI Express x16スロット1本しか装備できないそうだ。どうやら新しい別のチップセットがでるまで、Pentium4環境では「nVidia SLI」の恩恵はあずかれそうにない。

しかし、Intelが6月29日発表したXEON用チップセットE7525では、ノースチップで24レーンを使用可能らしく、PCI Express x16とは別にPCI Express x8を確保できるらしい。

Sight from the MOONさんのnForce4はデュアルPCI-E16xによると、nVidiaは2本のPCI Express 16xをサポートするソケット754/939/940のチップセットを「nFORCE 4」としてリリースするようなので、nVidiaのVGAx2とnVidiaチップセットを組合わせてハイエンドゲームマシンとして使うのがアキバの最先端になる日がくるかもしれない。そんな環境は面白そうだ。


nVidiaの課題は、SLIを使ってVGAカード2枚刺しすると「600W電源でも駆動できない」とならないように、消費電力が少なく量産可能なVGAを設計することかも。


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