2008年11月13日

【コラム・ネタ・お知らせetc】 マジスキ 台本印刷中

マジスキの台本 こんにちは、MOONSTONEのプロデューサー恋純ほたるです。現在制作中のマジスキですが、快調に制作が進み、2009年春発売予定と言うのにシナリオは推敲も終わって完成し、台本の印刷まで進んでいます。と言うわけで今日は『台本の印刷』を紹介して行こうと思います。マジスキは大作志向で制作していますので、テキストも膨大です。

マジスキの台本をちょっと覗き見してみました
こんな感じで書かれています

最近のPCゲームでは、キャラクターに声があるのが一般的になりましたので、シナリオのテキストデータを変換して、音声収録用の台本を作成します。

テキストファイル数は小説換算にすると単行本7~8冊分位の量になったりします。 その分量を数ヶ月~1年で書き上げているので、よくよく考えると驚異的な速さのような気もしますね……

そんな量のテキストを、キャラクター別、シーン別にまとめて印刷していきます。

それを更に声優さん用、音声ディレクターさん用、エンジニアさん用、予備と4冊も刷ります。もしそのシーンに10人登場していたら14冊も刷る事になります。紙の量もハンパない感じです。通常はさらに自社用にも1部作るのですが、MOONSTONEではデジタル化を推進しているのでPC上で確認します。

マジスキ台本 テキストファイルの一部
この中に文字がぎっしりと詰まっている
プリンターにはラックが倒れないための
重しとしての役割もw

打ち出されてきた台本たち 役ごとに封筒で仕分けする、
シナリオライターの呉

封筒もどんどん溜まっていきます ダンボール4箱も
底が抜けないか心配です

ちなみに印刷は社内のレーザープリンターで行います。アニメの場合、台本はきちんと製本してありますが、ゲームでそれをやると電話帳みたいな代物が出来上がり、持ち運びにとても不便です。その日に収録しそうな分のみ持ってくると言うスタイルの声優さんが多いようです。

そんなこんな書いているうちに(と言っても2日くらいで)マジスキ台本の印刷と仕分けも終わり、今回はでっかいダンボール4箱におさまりました。コレをきっちり読み込んでもらって、月末くらいから収録がスタートとなります。

収録の状況も、そのうちレポートしてみたいですね。
それでは、またー

MOONSTONE プロデューサー 恋純ほたる

【関連リンク】
マジスキ -Marginal Skip-

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