猫物語(黒)　「阿良々木くんの変態紳士っぷりが全開すぎ」

西尾維新氏の物語シリーズ最新作 小説「猫物語(黒)」【AA】 「猫パーセント趣味で書かれた小説です」

「完全無欠の委員長、羽川翼。ゴールデンウィーク初日、1匹の猫に、魅せられたー」 「これぞ現代の怪異！怪異！怪異！」「知らぬ間に落ちているのが初恋だ！」

羽川翼　ゴールデンウィークのお話

西尾維新氏の物語シリーズ最新作・小説「猫物語(黒)」【AA】がアキバでは２８日に発売になった。

『猫物語(黒)』は、「化物語」・「傷物語」・「偽物語」に続く「物語シリーズ」最新作。書籍情報では『猫パーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新。完全無欠の委員長、羽川翼。阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、1匹の猫に、魅せられた――。それは、誰かに禁じられた遊び……人が獣に至る物語。封印された“悪夢の9日間”は、今その姿をあらわにする！これぞ現代の怪異！怪異！怪異！知らぬまに、落ちているのが初恋だ』を謳い、物語の時系列だと「化物語」以前のお話。

『化物語』を書いた頃にはまだ曖昧だった羽川翼のキャラが今回『猫物語』を書くことでようやく僕の中で羽川翼が見えてきたというのはつまりそういうことでして。僕にとって小説を書くということは登場人物の新たな側面を知ることとにアリーイコールで言い換えれば物語に深入りするということなんですが『猫物語』はそれが顕著でした。 猫物語(黒)　著者メッセージ

なお、「猫物語(黒)」【AA】の感想には、いつかバイトを辞めてやる!!さん『今回は羽川とのゴールデンウィークの話です。傷物語と化物語の間です。とりあえず94ページまで妹と(主に月火ちゃんと)パンツの話をしたり恋愛相談をしてるだけ』や、彩彩華美さん『妹とのまったく意味も中身もほとんどない掛け合いだけで８０ページ以上引っ張りやがった。むしろこっちが本編だと毎巻思ってしまうこのおバカな掛け合いは、妹の胸を鷲掴みにて、下着姿にして、足をなめる阿良々木くんの変態紳士っぷりが全開すぎでした』などがある。

あと、『猫物語(黒)』の巻末には続編の「猫物語(白)」刊行予定や2011年までに5冊刊行予定の告知とか、「傷物語」のアニメ化決定チラシもあった。

彩彩華美さん「阿良々木くんの変態紳士っぷりが全開すぎでした」

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