2011年02月15日

書体に萌える。オタクのためのフォント同人誌 「書体の研究 Vol.8」

フォント同人誌 「書体の研究」 サークルゆず屋の新刊『書体の研究 Vol.8』がとら秋葉原店Aに入荷してた(とら専売)。『ライトノベルやコミックスのタイトルロゴに使われているフォントの紹介や、書体に関する様々な情報を扱った本()』で、1ページ目には『「あんなに可愛らしいロゴで、キャラデザインもうめ先生なのに、第3話で早くもマミさんが!!」にふいた()』という書体見本入り

サークルゆず屋のコミティア新刊 フォント同人誌 「書体の研究 Vol.8」

[第1特集]情報量の多い書体を使おう! 「へた文字」

 ライトノベルの表紙やタイトルロゴに使われているフォントを例に、書体の研究

サークルゆず屋のコミティア新刊・フォント同人誌『書体の研究 Vol.8』は、とらのあな秋葉原店Aが見かけた(とらのあな専売・13日入荷だったっぽい)。

同人誌『書体の研究』は、書体に萌えるフォント萌え同人誌で、『Vol.1』から『Vol.3』の内容を増補改訂したものをとして商業版も出されている。今回の『書体の研究 Vol.8』の表紙謳い文句は、恒例の『【オタクのためのフォント読本】―「書体萌え」という生き方が、ある―』で、サークルさんコメントによれば『ライトノベルやコミックスのタイトルロゴに使われているフォントの紹介や、書体に関する様々な情報を扱った本』。

収録内容は、第1特集『情報量の多い書体を使おう! ~ 目立つ書体とはどういう書体か?』、 第2特集『Bodoniという書体について』と、主にライトノベルの表紙ロゴ考察した連載 『ろごたいぷっ!』(キノの旅・美咲ヶ丘ite・踊る星降るレネシクル・主に泣いてます・つぐもも・学校の階段)で、サークルさんの新刊告知では『「情報量の多い書体を使おう!」。ようするに「目立つ書体」についての話です。ライトノベルやコミックスに使われている書体のなかから、4種類の「目立つ書体」を選び、実例を挙げながら紹介しています』とのこと。
この 「書体の研究」も、今回で第8号となりました。第1号を出したのが2008年の夏だったので、あと数ヶ月で丸3年と言うことになります。本誌を書くようになったのをきっかけに、書体のことを積極的に調べたりするようになったのですが、最近は調べれば調べるほど分からないことが増えてくるという、ありがちな状態に陥っています。今から思うと分かっていなかったからこそ第1号でいきなり明朝体入門なんて書けたんだろうなぁとしみじみ思ったりもします。そんなわけで、自分でも勉強しつつ書いている本誌ですが(知りたいことがあるというのは幸せなことですよね)、まだまだ続けるつもりですので次号もどうぞご期待ください。編集後記
なお、とらのあな通販の紹介は『書き手のあなたはもちろん、読み手のあなたも、書体を知ればもっと本を読むのが楽しくなっちゃう♪本に興味のある方全員にオススメしたいこの1冊!』で、同人誌『書体の研究 Vol.8』の1ページ目には『本誌製作中に筆者が受けた衝撃をそのまま文字に表してみました……』という書体見本があり、ひいろさんの感想は『1ページ目に書かれた、「あんなに可愛らしいロゴで、キャラデザインもうめ先生なのに、第3話で早くもマミさんが!!」にふいた』もみたい。

サークルゆず屋  / [書体の研究] 新刊(Vol.8)が2月に出ます!

新聞明朝体 使用例
極太明朝体 使用例
へた文字 使用例
「学校の怪談」など
使用フォント考察
「踊る星降るレネシクル」
使用フォント考察
アニメ「けいおん!!」に
登場するフォント




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