2011年02月24日

近未来SF エスニシティゼロワン(1) 「管理された人の社会と、追放された世界」

多田乃伸明 エスニシティゼロワン多田乃伸明氏のコミックス「エスニシティ ゼロワン」1巻【AA】が23日発売になった。コミックナタリーによると『市民が厳格に管理され生活する都市で、ある日主人公・ニコは不審なクラスメイトを追って街から出てしまう』で、ma2ma2さんの感想では『話は面白そうな導。管理された人の社会と、追放された世界』のお話みたい。

多田乃伸明氏のコミックス「エスニシティ ゼロワン」1巻【AA】発売
「本格SFの旗手が贈る、驚愕の近未来世界!!」

「囲郭都市はね、人間がいようがいまいが関係なく、全自動で動いてるのよ」

「向こうのインフラもまだ生きてるわ」
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特典:イラストカード

多田乃伸明氏がコミックフラッパーで連載されているコミックス「エスニシティ ゼロワン」1巻【AA】が23日発売になった。

コミックナタリーによると『大規模な気候変動が起こった後の近未来都市。市民が厳格に管理され生活する都市で、ある日主人公・ニコは不審なクラスメイトを追って街から出てしまうところから物語が始まる』で、オビの謳い文句は『本格SFの旗手が贈る、驚愕の近未来世界!!』。コミックフラッパー編集部Blogでは『世界観は硬いSFっぽいですが、物語は大人たちの作った世界に違和感 を持った少年少女が革命を通して成長する青春群像劇 であります』などとしてる。

Comic Twitter!さんのレビューによると『映画「ガタカ」や「マトリックス」のような、機械に人間がコントロールされることによって表向き平和な世界が実現している近未来SFもので、主人公のニコは、コンピューター管理がもたらす平和の恩恵を何の疑いもせず享受していて、ある日その平和の舞台裏でシステムの犠牲者となっている人々に出会う、というものです』とのこと。

大規模な気候変動の後、人々は悪環境から人類を守るために囲郭都市を作りあげた。そこでは市民は厳格に管理され、少しでも秩序を乱すような者は囲郭都市から追放されてしまう。しかし、追放された人々は空白地帯と呼ばれる外界で生き延び、この世界の在り方に疑問を持つようになった。近未来を舞台に、大人たちの都合で作られた世界でもがく少年・少女たちの成長を描いた青春群像劇!!
「エスニシティ ゼロワン」コミックス情報

なお、「エスニシティ ゼロワン」【AA】の感想には、ma2ma2さん『話は面白そうな導。管理された人の社会と、追放された世界。カタカナ名称が分かりにくいのがちょっと』や、Comic Twitter !さん『知らず知らずのうちに完全にコンピュータ制御され、平和だけど退屈な、飼いならされた人類。そして興味本位でタブーに触れてしまい、それまで至れり尽くせりのシステムの中でのほほんとしていた自分の生活が一転してしまう恐怖』などがある。

「エスニシティ ゼロワン」1巻コミックス情報

「…何コレ?」
「私が帰りなさいって言ったら
帰りなさい!!」
「ジジジッ!ジジジジ…」
「もう死んでるよ」
「決して平均から外れない笑顔。 あなたもそうだったのよ」
「アタシ達はね ショートしちゃったの」




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