2011年12月21日

恋物語　「よくも騙したなああ！やってくれたな西尾維新！」

西尾維新氏の小説「恋物語」【AA】が20日に発売になった。書籍情報によると『阿良々木暦を守るため、神様と命の取引をした戦場ヶ原ひたぎ。約束の"命日"が迫る冬休み、彼女が選んだのは、真っ黒で最悪の手段だった…』で、たまにもゆるさんの感想（ネタバレ）『よくも騙したなああ！やってくれたな西尾維新！！とか叫びたくなったわｗ』とのこと。

西尾維新氏の小説「恋物語」【AA】発売
「１００％悪趣味で書かれた小説です」

見開きイラスト　戦場ヶ原ひたぎ

「片思いをずっと続けられたら――それは両思いよりも幸せだと思わない？」

西尾維新氏の小説「恋物語」【AA】が、アキバでは20日に発売になった。

＜物語シリーズ＞最新作で、Wikipediaによると『21世紀初頭の日本の田舎町を舞台に、阿良々木暦（あららぎこよみ）と彼に出会った、化物（怪異）と関わりを持つ少女たちが不思議な事件を解決していく物語』。これまでにはファーストシーズン「化物語」・「傷物語」・「偽物語」・「猫物語」(黒)と、セカンドシーズン「猫物語」(白)・「傾物語」・「花物語」・「囮物語」・「鬼物語」が出てるほか、「恋物語」の巻末によると＜物語＞シリーズファイナルシーズン「憑物語（よつぎドール）」・「終物語（おうぎダーク）」・「続終物語（こよみブック）」が2012年刊行予定みたい。

今回発売になった『恋物語』は＜物語＞シリーズセカンドシーズンの最終作で、書籍情報によると『阿良々木暦（あららぎこよみ）を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ヶ原ひたぎ。約束の"命日"が迫る冬休み彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった……。＜物語＞はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる――』なお話。たまにもゆるさんの感想（ネタバレ）では『よくも騙したなああ！やってくれたな西尾維新！！とか叫びたくなったわｗ』とのこと。

"片思いをずっと続けられたら――それは両想いよりも幸せだと思わない？"阿良々木暦（あららぎこよみ）を守るため、神様と命の取引をした少女・戦場ヶ原ひたぎ。約束の"命日"が迫る冬休み彼女が選んだのは、真っ黒で、最悪の手段だった……。＜物語＞はその重圧に軋み、捩れ、悲鳴を上げる――これぞ現代の怪異！怪異！怪異！青春は、きみに恋するためにある裏表紙より

なお、「恋物語」【AA】の感想として、たまにもゆるさん（ネタバレ）『100%悪趣味で書かれた小説、というのは間違ってなく、1ページ目、いや1文目からすでに予想外の展開。今回は嘘偽りしかない詐欺師が語り部の恋物語』や、彩彩華美さん（ネタバレ）『もう一人逝った――――――!!　例の件があったので、最後の１ページを読み終わるまでは予断はできないと思っていたらやっぱりやってくれやがりましたね＾＾；』、『間違いなくセカンドシーズンとしてはダントツで一番面白かった』、reading archivesさん（ネタバレ）『この内容でタイトル詐欺じゃないところが凄い。冒頭を数行で今回はお前かよ、という思いでしたが、彼だからこそ騙れる内容であり、彼でなければ出来なかった解決だったと思います』などがある。

講談社BOX：西尾維新＜物語シリーズ＞ / 「恋物語」書籍情報