2014年01月29日

キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し 「マッドでサイコな罪悪綺譚」

キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し 著:緋色友架氏・イラスト:ukyo_rst氏のライトノベル「キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し」【AA】が28日に発売になった。特設ページのあらすじは『理由なき殺人鬼、切原刃。黒のゴスロリに革の眼帯を付けた眼ノ宮瞳子。所有者に不幸をもたらす「魔眼」を探すふたりを巡る禁忌の物語』で、オビは『マッドでサイコな罪悪綺譚』。


左:眼ノ宮瞳子「臆病で人に不慣れ。眼帯の下には義眼がはめ込まれている」
右:郷弥視央「初めて刃が殺人を犯した時の目撃者で、刃の幼なじみ」

ムードメーカーの虹神恋思、残念イケメン・彩井リライト、クラス委員長・罪忌輪廻
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ファミ通文庫1月新刊、第15回えんため大賞特別賞を受賞された、著:緋色友架氏のライトノベル「キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し」【AA】(イラスト:ukyo_rst氏)が、アキバでは28日に発売になった(公式発売日は30日)。

オビ謳い文句は『呪われた魔眼と殺人鬼が織り成す、狂気(マッド)で異常(サイコ)な罪悪綺譚(クライムテイル)』で、作品特設ページのあらすじは『理由なき殺人鬼、切原刃。黒のゴスロリに革の眼帯を付けた眼ノ宮瞳子。瞳子が喪った左目――所有者に不幸をもたらす「魔眼」を探すふたりを巡る禁忌の物語が、今、幕を開ける――』になってる。

主人公の切原刃は5歳の時に初めて人を殺して以来、殺人鬼と普通の人間の生活の両立をはかってきたという高校生で、ほかにも殺人鬼に犯罪者を狩らせる警察官や、仲間の殺人鬼などが登場するお話(キャラクター紹介)で、著者の緋色友架氏はえんため大賞受賞時のインタビューでは『主人公が殺人鬼という特殊な人物ですので、少しでも主人公の気持ちに寄り添って読めるよう、心情表現に注意して書きました』と答えられてた。

今日も今日とて、理由もなく殺人に耽っていたら最悪な奴に遭遇した。郷弥視央、この世で最も嫌いな幼馴染みだ。しかも眼ノ宮瞳子という名の怯えた眼帯少女まで一緒に。どうせなにか企んでいるんだろうと思ったら――瞳子が失くした眼球《魔眼》を探してくれだと。持ち主は殺人に引き寄せられるからって、そんな眉唾な話。弱みを握られてる俺は従うしか選択肢はないんだよな? 第15回えんため大賞特別賞、殺人鬼と魔眼が織り成す狂気で異常な罪悪綺譚。 裏表紙

なお、ライトノベル「キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し」【AA】のあとがきで、著者の緋色友架氏は『本書には、切原刃を始めとする殺人鬼たち、目的のためなら手段を問わない(ついでに作者いじめを躊躇わない)郷弥視央のような人たち等、お世辞にも倫理的によろしいとは言えないキャラクターがたくさん登場します。勿論、どんなキャラクターでも自分が好きだからこそ考えたのですが、実際に自分の横にいてほしいかと言えば微妙です』、『全てフィクションであり、嘘偽りであり虚構であるからこそ、現実ではあり得ないような出来事を起こしたい。現実とは異なる世界を描き出したい。そんな思いはずっと持ち続けていました』などを書かれてる。

「キルミルカタル 眼ノ宮瞳子の眼球探し」書籍情報 / 特設ページ

「郷弥視央は、俺の殺人の目撃者だった」
「真面目な奴とは得てして融通が利かない」
「その転入生は、どこか怯えたように入ってきた」
「恨みがなかったら、殺しちゃいけないのか」
「暴走族共は、全員がまだ生きていた」
「……ありが、とう……です。殺人鬼、さん……」




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