2020年09月12日

みつみ美里＆甘露樹＆若木民喜の90年代美少女ゲーム　「16bitセンセーション」１巻

原案：みつみ美里氏・甘露樹氏＆漫画：若木民喜氏のコミックス「16bitセンセーション 1 私とみんなが作った美少女ゲーム」【AA】がアキバでは11日に発売になった。オビは『最萌トリオで描かれた同人誌、待望の単行本化！』、裏表紙は『90年代美少女ゲーム叙事詩！』だった。

コミックス「16bitセンセーション 1 私とみんなが作った美少女ゲーム」【AA】発売
「最萌トリオで描かれた同人誌、待望の単行本化！」

「1992年、私の名前は上原メイ子（19）、このお話は今から少し昔…まだまだ走り始めたばかりの、90年代の美少女ゲーム業界のお話です」

「90年代初めのパソコンは8ビットから16ビットに主流が移り始め、“最高峰”であるPC9801にも一般人が（かろうじて）手が届く時代になっていました」

「パソコンから絵が出た――音も！すごーい！！」

ゲーマーズ本店
特典：ブロマイド

とらのあな秋葉原店A
特典：イラストカード
とら限定版もあり

メロンブックス秋葉原1号店
特典：イラストカード、クリアファイル

原案：みつみ美里氏・甘露樹氏＆漫画：若木民喜氏の、1990年代の美少女ゲーム制作マンガ「16bitセンセーション 1 私とみんなが作った美少女ゲーム」【AA】が、アキバでは11日に発売になった（公式発売日は14日）。

『16bitセンセーション』は、みつみ美里氏（サークルCUT A DASH!!）＆甘露樹氏（サークルBLAZER ONE）＆若木民喜氏（サークルHoneyDipped）が出されている、『90年代美少女ゲームの現場を今のうちに記録しておこう企画』で始められた合作同人誌シリーズの商業コミックス化で、1992年の美少女ゲーム会社“アルコール・ソフト”で、グラフィッカーとしてゲーム開発のバイトをすることになった女子大生・上原メイ子を主人公にしたお話。

今回発売になった「16bitセンセーション」1巻【AA】には、第1話から第4話の本編と、美少女ゲーム業界コラム、美少女ゲームブランド・アリスソフトのイラストレーター/原画家：MIN-NARAKEN氏のインタビュー、おまけイラスト、おまけマンガを収録（もくじ）し、90年代に発売した同級生、同級生2、ときめきメモリアル、DESIREなどの美少女ゲームの解説もあり、オビ謳い文句は『最萌トリオで描かれた同人誌、待望の単行本化！』、『私とみんなが作った美少女ゲームクロニクル！』、裏表紙は『みつみ美里・甘露樹×若木民喜で贈る――90年代美少女ゲーム叙事詩！』だった。

また、アキバのお店では、メロンブックス秋葉原1号店に若木民喜氏のサイン色紙があり、とらのあな秋葉原店Cでは同人版と一緒に展開し、とらのあな秋葉原店Aの入り口にはとらのあな限定版のデカ告知が出てた。

1992年、PCショップでアルバイトを始めた大学生・上原メイ子。しかしこの店のショップ経営は仮の姿、本業は美少女ゲーム制作をなりわいにしているエロゲーメーカーだったのだ！
スタッフが逃げたことで、絵の描けるメイ子が急遽サブグラフィッカーに任命されるも18禁イラストなんて描いたことがなく…！？彼女はエロゲーを無事完成させることができのか！？16bitのPCを相棒に彼女のクリエイター人生が始動する――！裏表紙

なお、「16bitセンセーション」1巻【AA】のカバー折返しで、原案：みつみ美里氏は『この漫画が本屋さんに並ぶなんて奇跡ってあるんだな～！』、原案：甘露樹氏の後書きでは『ふとしたきっかけでこの作品に関わることになり、自分はかおりさんのデザイン原案等々をさせていただきました。当時、大変だったり楽しかったり色々あった思い出が、今こうして話のネタに使ってもらえてとても嬉しく思います』などを、漫画：若木民喜氏の後書きでは『同人誌で続けているこのマンガですが、「これ一般書籍として出せるのか？」という気持ちがありました。それでも編集部の方々の熱意で、この本を本屋さんに並べることができます』などを書かれている。

16bitセンセーション発売記念＜若木民喜＞インタビュー前編　後編