フシノカミ〜辺境から始める文明再生記〜１巻　「文明復旧ファンタジー開幕！」

コミカライズ「フシノカミ〜辺境から始める文明再生記〜」1巻【AA】発売
「情熱が、古代の叡智を呼び覚ます。文明復旧ファンタジー開幕！」

「常に本を見張り続け、絶え間なく本を消し去ろうとする暴君の名を、“時”という」

前世の記憶を持つ主人公　 「（私の名はアッシュ、今は八歳の少年だ）」

「ほ、本当かよ、ほんとに一か月で、文字を覚えやがった…！」

COMIC ZIN秋葉原店

とらのあな秋葉原店A
特典：イラストカード

裏表紙「文明復旧のカギは古代語の解読」

雨川水海氏の小説を、黒杞よるの氏がコミカライズされコミックガルドで連載されている「フシノカミ〜辺境から始める文明再生記〜」1巻【AA】（キャラクター原案：大熊まい氏）が、アキバでは19日に発売になった（公式発売日は25日）。

『フシノカミ』は、コミカライズ連載開始時のコミックナタリーによると『主人公は、前世らしきものの記憶を持つ少年・アッシュ。辺境の農村で暮らす彼は、ある日、村人が開いた朗読会で“本”という娯楽に出会う。神官から借りた聖句の写本であっという間に文字を覚え、さまざまな本を読み漁るアッシュ。するとアッシュの賢さを見込んだ神官が、古代文明の伝説が記されている本を持ってきて……。アッシュは前世のような豊かな暮らしを取り戻すべく、古代語で書かれた本の解読に挑む』という作品。

今回発売になったコミカライズ「フシノカミ」1巻【AA】には、第1話から第4話と、書き下ろし小説「第二次聖戦――勃発」を収録し（もくじ）、裏表紙は『文明復旧のカギは古代語の解読』、『意志を繋いだのは、いつだって本だった』、オビ謳い文句は『文明が忘れられ“幻想（フィクション）”となった時も、“本”だけは繋いでいた』、『少年の本に対する情熱が、古代の叡智を呼び覚ます。文明復旧ファンタジー開幕！』だった。

――意志を繋いだのは、いつだって本だった。辺境の農村で暮らす少年アッシュには秘密があった。それは今より遙かに豊かな前世らしき記憶を持っている事。あまりに貧しく、辛い生活の中で、決意する――記憶にある便利な生活を、今世に取り戻そう、と。その鍵こそが、古代文明の叡智が記されたという“書物”の解読だった――。文字を覚える所から始めた少年が、古代語を解読し、やがて世界に変革をもたらす文明復旧譚、開幕！　コミックス情報

なお、原作：雨川水海氏は後書きで『「フシノカミ」という物語には、アッシュの一人称であった原典版、彼の周囲の視点を交えた編纂版があります。同じ「フシノカミ」でありながら、原典版・編纂版には、それぞれ見える姿に違いがあることでしょう。本書――より広い視点で語られるコミカライズ版「フシノカミ」もまた、同じ物語でありながら、異なる姿を見せてくれています』、漫画：黒杞よるの氏の後書きでは『原作をはじめて読んだ時、「こんなにも素晴らしい作品と出会えて本当に嬉しい」と思うと同時に「これほどの作品を今まで知らずに生きてきたのか…」と後悔するほどだったのをよく覚えています。それくらい、本当に良い物語なので、漫画にするのもとても楽しいです！』などを書かれていて、キャラクター原案：大熊まい氏はマイカのイラストを寄せられてる。

「フシノカミ」1巻コミックス情報 / 漫画：黒杞よるの氏のTwitter

「古代文明の、写本…？」

「高度な建築が並ぶ大都市があちこちにあって、馬より早い移動手段が世界を繋ぐ！」

「前期古代文明の文字は後期に受け継がれ、そして現代に繋がっている。しかし、前期から後期に至る間で、一部の文字は似た形で伝わったものの、それ以外の大量の文字が失われてしまった」

「（古代人はこれほど大量の発音を、使い分けることができたのか…？）」

「（これは音を表す文字ではなく、表意文字なんじゃないか？）」

「頻繁に出てくる名前らしきものをいくつか特定した」

「あたしも文字を教えてほしいなと、思いまして…」

「やって参りました！山菜採り当日です！」

「（…あれ、ここは…？）」