黒杞よるの氏がコミカライズ「フシノカミ 〜辺境から始める文明再生記〜」2巻【AA】
「文明復旧ファンタジー！」

村の少年・アッシュ（下）
「今、お前さんの葬儀を始めようってところだったんだよ」 「は？」

「バンさんに森の道案内をしていただいて、こうして村に戻ってきたわけです。
バンさんのおかげで、昨日今日と山菜採りが非常に捗りまして！」

「（バンさんの手伝いをするようになり、さらに…それらと並行して植物の研究をし始めた。まずはやはりアロエだ）」

メロンブックス秋葉原1号店
特典：ペーパー

とらのあな秋葉原店A
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アニメイト秋葉原本館
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雨川水海氏の小説を黒杞よるの氏がコミカライズされ、コミックガルドで連載中の「フシノカミ 〜辺境から始める文明再生記〜」2巻【AA】（キャラクター原案：大熊まい氏）がアキバではもう出てる（公式発売日は25日）。

『フシノカミ』は、雨川水海氏が小説家になろうに掲載（原典版）＆商業書籍化（編纂版）もされている作品で、コミカライズ版1巻発売時のコミックナタリーによると『前世らしきものの記憶を持つ少年・アッシュ。辺境の農村で暮らす彼は、ある日、“本”という娯楽に出会う。あっという間に文字を覚え、さまざまな本を読み漁るアッシュ。するとアッシュの賢さを見込んだ神官が、古代文明の伝説が記されている本を持ってきて…』で始まったお話。

コミカライズ「フシノカミ」2巻【AA】には、第5話〜第9話、描き下ろし漫画と、書き下ろし小説も収録（目次）し、裏表紙は『古代語を解読し協力者を集める。それが文明復旧を加速させる──』、オビ謳い文句は『“本”が継承してきた想いと知識が生活を“革新”していく。本に魅せられた少年が失われた技術の再興に尽力する文明復旧ファンタジー！』だった。

前世らしき記憶を持つ少年アッシュは文明豊かな生活を今の世に取り戻そうと決意する。書物を読み解き、貪欲に知識を蓄えていく一方それを日々の生活にも次々に活用していった。夢の生活へ邁進する少年が、書物を読み解き歴史を突き動かす文明復旧譚！　コミックス情報

コミカライズ「フシノカミ」2巻【AA】の感想には、赤津梵さん『こういう研究者タイプの主人公がやや暴走気味に突っ走ってどんどん発展していく展開っていいですよね。読んでてワクワクする』、kiku fraterさん『マイカちゃんが可愛いのはもちろんの事、アッシュ君も可愛いんだこれが』、腐っているさん『漫画版これもしかして…解読表を作れば作中言語の文章読めますね…？』、テツヤさん『2巻読みながら質良すぎって叫んでる』などがある。

なお、原作：雨川水海氏はあとがきで『「フシノカミ」は、原典版が完結しており、編纂版も先行している作品です。黒杞先生は、コミカライズの強みである視野の広さを、空間的なそればかりか、時間的なそれをも駆使して、描写してくださっています』、漫画：黒杞よるの氏は『2巻はアッシュがアロエに養蜂にと動き始め、新しい登場人物も増え、とても内容の濃い1冊となったのではないかと思います』などを書かれている。

「フシノカミ」2巻コミックス情報 / 連載ページ

「（アロエ軟膏の効果は非常に高く、母さんの手荒れは私と同じように、みるみるうちに治っていった）」

「（そうだ。都市の方で試験販売をしてもらうのはどうだろうか？）」

「（収益が出たら、村の生活を良くできるかもしれない。買うなら農具か馬や牛か。最善の一手を考えるのに必要なものは──知識、つまり本だ。もっと本を読もう）」

「やり方を一緒に考えさせてもらえないかしら」

「（上下水道に安定した照明、衛生的な住居に新品の服。飢えを知らない食卓）」

「（もっともっと本を読んで、夢のような生活を手に入れてやるぞ──！）」

「…実践養蜂術。ミツバチの種類、扱い方、収穫方法」

「（こんな貴重品が、この村に眠っていたなんて…！）」

「（本を滅ぼそうとする時の暴君に抗う勇敢な意志）」