ヤマザキコレ　ゴーストアンドウィッチ１巻　「老魔女と少女の本格ファンタジー！」

ヤマザキコレ氏のコミックス「ゴーストアンドウィッチ」1巻【AA】発売
「アイルランドを舞台にした、老魔女と少女の本格ファンタジー！」

「どこにいくんだ、なあ、どこに逃げるんだ。どこにいたって夜は明けるじゃないか」

「あんたアジア人？一人で路線バス乗ってるなんて珍しいな」

「おまえと縁を切ってやる。この、蛇のいない国で！」

アニメイト秋葉原2号館
連動特典：クリアファイル

メロンブックス秋葉原1号店
同時購入特典：複製サイン入り両面イラストカード

COMIC ZIN秋葉原店

ヤマザキコレ氏がマンガドアで連載されているコミックス「ゴーストアンドウィッチ」1巻【AA】が、10日に発売になった。

『ゴーストアンドウィッチ』は、コミックナタリーによると『主人公は“へび”に取り憑かれたことにより身体に鱗が生えている少女・サク。その特異な性質によって周囲から蔑まれてきた彼女は、蛇がいない国と言われているアイルランドを訪れ、都市伝説のような存在の「願いを叶える泉」を探していた。そんな折、ふと訪れた宿で老魔女のロージーと出会う。ロージーはサクに「神様ってやつにしてやろうじゃないか」と語りかけきて…』というお話。

今回発売になった「ゴーストアンドウィッチ」1巻【AA】には、第1話から第5話を収録し、裏表紙は『秘密を抱えた少女は、旅の果て、怪物と化し人を殺めてしまう。だが、殺したはずの女は生き返り、少女を神にするといい…？』、オビ謳い文句は『私が、神になる』、『「魔法使いの嫁」のヤマザキコレ、待望の最新作！』、『アイルランドを舞台にした、老魔女と少女の本格ファンタジー！』だった。

「魔法使いの嫁」のヤマザキコレ、待望の最新作！日本より遠く遥けき地、愛爾蘭（アイルランド）。呪いを背負った少女・サクは、逃げて、逃げて、逃げて自らに憑いたものと共に彼の地辿り着く――。銀髪の老いた魔女がもたらす約束は、彼女の望み通りか或いは……。これは、逃奔からやがて神に至る物語――　コミックス情報

「ゴーストアンドウィッチ」1巻【AA】の感想には、芹沢文書さん『当たり前だがまほよめと「ファンタジー」観が通底しており読んでいて落ち着く……便利な「技術」ではない、相応の代償が要る危険な行為としての魔法。ヒトにとっては理不尽な、しかし彼らなりの理に則って行動するモノたち』、T Sioさん『新シリーズ始まり嬉しい。不良ばーちゃんかっこいい。安定の主人公の人から孤立してしまう感』などがある。

なお、作者・ヤマザキコレ氏はカバー折り返しで『本当に久しぶりに「1巻」というものを出すことができました！これもひとえに応援してくださった方々のおかげです。遠いアイルランドの神話と民話、お気に召したら幸いです』、後書き漫画で『もともと全く違う話だったのですが、打合せを重ねるうちにどんどん今のストーリーに形成されました』などを描かれている。

「ゴーストアンドウィッチ」1巻コミックス情報 / ヤマザキコレ氏のTwitter

「…この辺りにさ、“願いが叶う泉”があるって聞いて」

「あんたが知らないだけかもしれないじゃないか」
「ただの旅行者がなめた口きくんじゃないよ」

「この国の妖精は揃いも揃って性悪だ、人を助けもすれば、命を奪いもする。そんな連中と好き好んで行き逢いたくはないだろ、お嬢ちゃん？」

「そいつは無理な話。わかってるくせに」

「…うろこ？」「このおんなも おまえを蔑むぞ」

「え…？」
「見ィちゃった」

「おまえ、“へび”だな」

「喰ったりするんじゃないよ馬鹿」

「あんたを神様ってやつにしてやろうじゃないか」