「ユメカウツツカ 早川希美 編」　配信中
（サークルサイクロン）

催◯術で女性の心身を淫らに上書きしていく悪いおじさんの活躍（！？）を描いた「ユメカウツツカ」シリーズ第2弾「ユメカウツツカ 早川希美 編」が絶賛配信中です。独立したエピソードなので、今作から読んでも問題ありません。

サイクロンさんといえば、ヒロインの肉体の厚みが感じられる絵柄が最大の魅力。まず表紙で一目瞭然！むっちりなんて可愛い感覚ではなく、ずっしり！と重量が感じられます。骨太な体格、おっぱいの深い谷間、濃いめに塗られた肌の色などが組み合わさった文字通り「肉厚」な女体表現。それが我々読者の淫らな欲望をしっかり受け止める土台となるわけです。

こちらがヒロインの早川希美（はやかわ・のぞみ）。感情の起伏を表に出さない女子校生です。部活と学業の両立に苦労していたところを、隣に住む中年の教師に勉強を見てもらう事になるのですが……それは企みの第一歩。おじさんは催◯術を駆使して、女性を自分用の生オナホに変えるドスケベ悪党でした。

特殊な映像を見せられて理性がゆるみ、息を荒げて乳首ビンビン、大股開きで無防備をさらす姿に期待が高まります。

暗示で放心中の希美はベロチュー＋指ほじりをされて、強烈な快感を注ぎ込まれてビクビク痙攣。実は“とある相手”とのペッティングまで経験していることを聞き出した催◯おじさんは、彼女の身体が覚えている性体験をトレースする形で、自分との行為を受け入れるように誘導していきます。

催◯を便利な導入ツールには終わらせず、「無理をすると正気に戻ってしまうので、暗示のかけ方を工夫し続けないといけない」という綱渡りのスリルを描いているのが上手いです。いつ催◯が解けるのか、ハラハラドキドキの緊張感が、読者の感情移入を促します。

性経験が手マ◯止まりなので、ペ◯スをずっぽり挿入したら違和感で暗示が解ける可能性が高い希美。そんな彼女の潜在意識をダマすため、おじさんは一計を案じます。肉棒の左右にローターをつけて、挿入は指の長さまでにとどめる。初チ◯ポだが、快感はすでに知っている……そんな矛盾を成立させる作戦です。

暗示の仕込みを進めたおじさんは、希美を自分の上にまたがらせて本格的に生オナホ化をキメる段階へ突入。「キミ…チ◯ポ好きだろ」のマジックワードで、女体の内側で蓄積された快感が炸裂！「イッてるの？！連続でッ？！おかしいッ！私の知ってる絶頂と違うッ！！」

価値観を催◯で上書きされた結果、プロの風俗嬢も顔負けの舌づかいでチ◯ポしゃぶりする淫乱になり果ててしまった美女子J◯。うつろな瞳で巨乳をさらけだしつつチュパ音を奏でる様子は、まさに無我夢中。単にチ◯ポに屈しているだけではなく、「催◯でここまでやってのけた」という攻略感が興奮をかき立てる図になっています。

「ユメカウツツカ 早川希美 編」に出てくるおじさんの所業は悪ですが、そもそもヒロインが快楽でたらしこまれるジャンルは、NTRでも“わからせ”でも魔法ファンタジーでも、なんなら純愛でも、心を書き換える手続きをとるもの。催◯シチュで「エロ作品とはヒロインの心を書き換えて、ヤるものだ！」という割り切りを極めたカッコよさが「ユメカウツツカ」シリーズには詰まっています。

「早川希美編」と前作「ユメカウツツカ」はどちらから読んでも楽しめますので、ぜひ両作チェックして今後の展開にも期待を寄せましょう。ガンバレ、催◯おじさん！

【文・モヤモヤ民】