ウスズミの果て１巻　「美しき廃墟と完全無欠な孤独のポストアポカリプス」

岩宗治生氏のコミックス「ウスズミの果て」1巻【AA】発売
「美しき廃墟と完全無欠な孤独のポストアポカリプス」

しゅろろろ… 「おはよう」

「朝ごはん取りにいこっか」

「（今のペースだと第四居住区は今週中に片付くかな）」

アニメイト秋葉原2号館

COMIC ZIN秋葉原店

メロンブックス秋葉原1号店

岩宗治生氏がハルタで連載されているコミックス「ウスズミの果て」1巻【AA】が、アキバでは13日に発売になった（公式発売日は14日）。

今回発売になった「ウスズミの果て」1巻【AA】には、第1話から第8話と「アーカイブ」を収録（もくじ）し、裏表紙は『愛する主人の遺体に寄り添うメイド。体を機械化し映画を観続ける男。子供を守り続けた親の亡骸。出遭うのは死体と機械たち』、『「瘴気」により全てが滅亡した世界で、生存者の捜索を行う少女。人類に会ったことがない彼女は、遺された想いに触れ人間を知っていく』、オビ謳い文句は『滅んだ世界で「誰か」を探す旅』、『美しき廃墟と完全無欠な孤独のポストアポカリプス』だった。

まだ見ぬ人類を探して生命が滅亡した地球を、少女はひとり歩き続ける。彼女の任務は生存者の捜索と土地の浄化。果たして、人間は見つかるのか？建物を愛する新鋭・岩宗治生が描く、美しき廃墟のポストアポカリプス。主人を失ったアンドロイドや、使命を続けるAIなど孤独同士が交わる第１巻！　コミックス情報

なお、「ウスズミの果て」1巻【AA】の感想には、くろねこ文学さん『生き物のいない荒廃した都市を調査員の女の子が生存者を探すとともに犠牲者を埋葬して歩く。遺体を回収していくことで、さまざまな人の人生や死を考えさせられる悲しく静かなお話。廃墟の細かい書き込みもイイ味出しててグッド！』、文車泉さん『美しき廃墟のポストアポカリプス。主人を失ったアンドロイドや、使命を続けるAIなどが好きな人は買うと良いよ』、Asylum Pieceさん『小夜の孤独の旅は果たしてどのような形になるのか、続きが気になる一冊』などがある。

「ウスズミの果て」1巻コミックス情報 / 岩宗治生氏のTwitter

「（今より50年以上昔、人類の大半が死滅した。原因である異形の存在達は突如発生し、非常に強力な瘴気を撒き散らしながら、人間を蹂躙していった）」

「（断罪者が放つ瘴気を吸ってしまった人間は奇病に侵され、死に至る。体中から結晶体が形成されることから、結晶病と呼ばれた病。治療法は存在しない）」

「（私の任務は結晶病を浄化し土地を復興することと、生存者の探索。現在の浄化率は目標の0.002％。生存者に出会ったことはない）」

「感染遺体48名の火葬処理を」

「（おそらく、ここに眠るすべての人が、そして、これから眠るすべての人が）」

「（あれが今日の浄化対象域…）」

「この方が当屋敷の旦那様にございます」

「仕留めてる…まともな兵器も無しに“特異型”を…」

「…なっ…」