山田鐘人氏　「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」新装版 上巻【AA】発売
「葬送のフリーレン原作が描いた前作、これは、もう一つの“後日譚”」

コミックス「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」新装版 下巻【AA】 発売
「せつな楽しい“後の世界”を紡ぐユートピアコメディー！」

「博士、邪魔です。どいてください」 「お前もゴミにしてやろうか？」

「DVDと録画のストックが無くなりました、テレビが見られません
え？テレビにイケメンが映っている？ぶっ殺すぞ」

「ここは静かですね。昔は人がいっぱいで賑やかな街だった？」

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アニメイト秋葉原2号館

山田鐘人氏が2017年・2018年に出されたコミックスの新装版、「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」新装版 上巻 / 下巻【AA】が、15日に発売になった。

『ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア』は、作者・山田鐘人氏が2016年から2017年にサンデーうぇぶりで連載（全2巻）された作品で、今回発売になった「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」新装版 上巻【AA】には、第1話から第17話を収録（もくじ）し、オビ謳い文句は『「葬送のフリーレン」原作・山田鐘人が描いた前作、これは、もう一つの“後日譚”』、『せつな楽しい“後の世界”を紡ぐユートピアコメディー！』だった。

山田鐘人が描く、フリーレンと異なる後日譚。気づけばいつも孤独だった“ぼっち博士”と、悪気なく博士を罵りまくる“ロボット少女”。終わりかけの荒廃した世界に遺されて、絶望的で幸せな日々を過ごしています。　
新装版 上巻コミックス情報

また、「ぼっち博士とロボット少女の絶望的ユートピア」新装版 下巻【AA】 には、第18話から最終32話を収録し（もくじ）、コミックス情報は『孤独な“ぼっち博士”と辛辣な“ロボット少女”。二人が織りなす荒廃した世界での幸福な日常。残酷に進む時の中で、最後に残るのは、絶望か、それとも…』になってる。

なお、ﾐｸﾛさんの感想は『読みたかったけど絶版で手にはいらなかった中で新装版発売してくれた訳ですが、フリーレンにしっかり引き継がれているシュールな雰囲気と共になんやかんや良い話で期待値通りの面白い作品でした』などのこと。

「ぼっち博士とロボット少女の〜」新装版 上巻 / 下巻コミックス情報

「（結局、今日も生存者は見つからなかった。最後に出会ったのも何年も昔だ）」
「――ところで博士はなぜ生存者を探しているんですか？」

「ここが駅ですか。なんだかだだっ広くて寂しい所ですね。え？昔は人の波に流されるほど大勢の人がいた？博士は大げさですね」

「生存者と共存できるようロボを教育し、自活できる設備を整え、遺書も認めた
ロボならばいつか必ず生存者を見つけられるだろう」

「この漫画の続きなんですけども…（――ああ。そうか）」

「博士。やっぱり映画館って楽しいですね」

「早く生存者を見つけないといけませんね」

「アメリカに着くのに150年かかったら、どうするんですか」

「（僕達にとっての楽園は確かにこの場所だったんだ）」

「僕の選択は、間違っていなかったんだ」