スイリ先生、はしたないっ！１巻　「オドオド教師とグイグイJKの謎解きスクールライフ！」

井上とさず氏のコミックス「スイリ先生、はしたないっ！」1巻【AA】発売
「一方的に犯人を決めつけて…推理とははしたない行為です！？」

1-B担任 教師（化学） 御神琴翠璃
「…？」 ガララ… 「どしたん翠ちゃん、恐る恐る入ってきて」 「い…いや…」

1-Bの生徒 家達和音
「おトイレ行ってきていいですかあ？おしっこ漏れそー」

「“シュークリーム”がなくなっちまったんだよお！」 「へえ…そりゃ…事件だね」

メロンブックス秋葉原1号店
特典：イラストカード

COMIC ZIN秋葉原店
特典：イラストカード

ゲーマーズ本店
特典：ブロマイド

井上とさず氏がヤングキングで連載されているコミックス「スイリ先生、はしたないっ！」1巻【AA】が、13日に発売になった。

『スイリ先生、はしたないっ！』は、推理能力に優れるが推理は「はしたない」と思っている高校教師・御神琴翠璃や、そんな翠璃に推理させようとするJK・家達和音らのお話で、コミックナタリーによると『翠璃先生が、恥ずかしさで汗びっしょりになりながらも、見事な推理を披露していく学園ミステリ』というお話。

今回発売になった「スイリ先生、はしたないっ！」1巻【AA】には、第1話から第10話を収録し、オビ謳い文句は『一方的に犯人を決めつけて…推理とははしたない行為です！？』、『探偵教師＆助手JKの学園ミステリー・コメディ！』、裏表紙は『シュークリームはどこへ？図書室をさまよう本。夏服が消えた衣替え。女子更衣室の侵入者。「推理嫌い」なのに…学校は事件でいっぱい！？』で、コミックス情報は『オドオド教師とグイグイJKの謎解きスクールライフ！』になってる。

推理とは一方的に犯人を決めつける傲慢なこと、すなわちはしたないことである――。そう言って推理を否定するのは、冴えた頭脳を持ちながらも引っ込み思案な高校教師・御神琴翠璃。探偵“助手”に憧れる女子高生・家達和音は華麗な解決劇を目撃するべく、先生のもとへ事件を持ち込むが…？オドオド探偵＆グイグイ助手（志望）の「はしたなき」ミステリー！凸凹ナゾトキ・スクールライフ、ここに開幕！　裏表紙

「スイリ先生、はしたないっ！」1巻【AA】の感想には、寿ことさん『最初の事件は簡単に分かる内容だったので、こんな感じで緩めなのかなと思ったのですが、二つ目の事件がしっかりとした謎解きで驚きました』、鹿太郎さん『探偵の暴力性を「はしたない」ってワードでユルめに軸に組み込んでるあたり、明らかにミステリ好きによる犯行だ』、KONの徒然日記　新館さん『翠璃先生は推理をはしたないと言いつつもミステリ小説は好きなので和音に振り回されつつも推理していく楽しさも感じていきます。引っ込み思案なので引き続き和音が引っ張っていくことにはなると思いますが今後は少し積極的になっていくでしょうか』などを書かれている。

なお、作者・井上とさず氏は後書きで『本作では日常でのちょっとした事件、ちょっとしたミステリみたいなものを扱いたいなと思っているのですが、その「ちょっとした事件」を考えるのがなかなか難しくて、ミステリでよくある「人が死ぬ」という最大級のインパクトであり山場は「ちょっとした事件」ではまず描けないので、そこを外していかに面白い事件を起こせるかを編集さんと頭を悩ませながら楽しく考えてます』などを書かれている。

「スイリ先生、はしたないっ！」1巻コミックス情報 / 井上とさず氏のTwitter

「こりゃあ生徒のためにひと肌脱がねばなるまいね！」
「え…ちょっと待って、どこ行くの！？」 「まずは犯行現場でしょ！」

「私のはしたない推理、聞いてください…」 「なぜ脱ぐ！？」

「そのシュークリームは“期間限定”のモノだよね、この“期間限定”がもしも
“抹茶味”、だったとしたら…」 「あ！」

「きっちり同じ“間違った書棚”に置かれるんだ」

「ここまでくるとさ」「“アレ”だよな。なんらかの暗号！」

「す…推理しちゃって…、はしたない女でごめんなさい」

「だって冬服の人、多すぎるもん…」

「（彼女らは口を揃えて“夏服がなくなった”というが）」

「はしたない教師でごめんなさい！」