よふかしのうた20巻特装版　「完結巻！夜に出会えた全てにありがとう」

コトヤマ氏のコミックス「よふかしのうた」最終20巻特装版【AA】
「万感の最終巻！」

「ナズナは明らかに弱っている。
お前の血に限らず、血そのものを飲んでいないからだ。お前がいるからか？」

「（ぶん投げられた！？）」

「呼び捨てにしてんじゃねェよ、ナズナちゃん（人の女）のこと」

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コトヤマ氏が週刊少年サンデーで連載されていたコミックス「よふかしのうた」最終20巻特装版【AA】が、アキバではもう出てる（公式発売日は18日、通常版【AA】も18日発売）。

『よふかしのうた』は、コミックナタリーによると『不眠が続く中学2年生の夜守コウが、誰にも言わず初めて外に出たとある夜に、美しき吸血鬼・七草ナズナと出会ったことから始まるラブストーリー』というお話で、2022年7月にTVアニメ化もされ、アニメ2期制作も決定した作品。

今回発売になったコミックス「よふかしのうた」20巻特装版【AA】には第191話「吸血鬼らしく」〜最終200話「それから」と、巻末おまけ4コマ漫画を収録（もくじ）し、特装版オビ謳い文句は『万感の最終巻！』、『ポストカードブック付き特装版！全16枚収録！』になってた。

完結巻！夜に出会えた全てにありがとう。ついに互いへの恋愛感情を自覚したコウとナズナ。しかしそれは、吸血鬼と人間、ふたりの関係がこれ以上今のままでいられないことを示していた。「楽しかった！君に会えて良かった！」。恋と青春は真夜中に生まれた。ふたりたのしよふかしラブストーリー完結！　通常版コミックス情報

コミックス「よふかしのうた」20巻特装版【AA】の感想には、Beijingさん『終わっちゃった。いい終わり方、だったと思う』、スペースとし子さん『掛け値無しに良い漫画だった。朝と昼と夜は繋がってんだってこと。ほろ苦い終わりを迎えるもまた人の生』、ぬえさん『本当に大好きな漫画で毎回楽しく読ませてもらっていました』、『多分どんな終わり方を見せられてもこれを超えることはないんだろうなと思います』などがある。

なお、作者：コトヤマ氏はカバー折り返しで『おかげさまで描き終えることができました。またどこかで』、あとがきでは『ありがたいことに、終わらないでほしいといった声もいただきました。言ってもらえるのは嬉しいのですが、始めたものは終わらせたくなるものです。それと、「よふかし」で描きたいものは描けたかなあと思います』、あとがきのあとがきでは『タイミングがあればまた「よふかし」の彼らを描くこともあると思います。それまでみなさんお元気で』などを書かれている。

「よふかしのうた」20巻通常版コミックス情報 / 特装版コミックス情報

「なんだあ？さっきまでは話そう話そうってうるさかったのに」 「うるせえんだよ」

「なんなんだよどいつもこいつも、人も吸血鬼も勝手なことばかり言いやがって、
自分たちだけ満足していきやがる」

「（ナズナちゃんには、お別れ会から会ってない）」

「あ、起きた？」

「全部海！？」「そうだよ多分！すごいぞ海！」

「そうだぞコウ君、これが“文明”だよ」

「なんであの日、俺に声かけたの？」

「1日のつもりだったのにな…」「？」

「（ああ、終わってしまう、夜がもう）」