ふしぎの国のバード11巻 「アイヌ編、開幕!失われゆく文明を、記し、遺す最後の旅へ」


「アイヌ編、開幕!失われゆく文明を、記し、遺す最後の旅へ――」



これまでの旅で目にした物とは、明らかに異質な道具の数々)」
佐々大河氏がハルタで連載されているコミックス「ふしぎの国のバード」11巻【AA】が、アキバではもう出てる(公式発売日は15日)。
『ふしぎの国のバード』は、カドコミの作品情報によると『時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと』という、イギリス人の女性冒険家:イザベラ・バードと、通訳:伊藤鶴吉が横浜から北海道までを旅した旅行記「日本奥地紀行」を元に描かれた作品。
今回発売になったコミックス「ふしぎの国のバード」11巻【AA】には第50話〜第54話と、描き下ろし番外編「取材はたのしいのコーナー」を収録(もくじ)し、裏表紙は『唄うように語り、描くように記した神秘の人々と出会う』で、オビ謳い文句は『アイヌ編、開幕!失われゆく文明を、記し、遺す最後の旅へ――』だった。
旅へ出よう。古き暮らしを、未来に残す旅へ。函館を離れ、ついにアイヌの人々が暮らす土地に踏み入れたバード。そこでの暮らしは、これまで見てきた日本の暮らしとは全く異なるもので!?英国人冒険家と往く日本。待望のアイヌ編スタート! コミックス情報
「ふしぎの国のバード」11巻【AA】の感想には、にゃんこ地蔵さん『当時の日本の風習、現代を生きる私にもふしぎの国と思う事も多く、むしろ西洋人のバードさんの考え方感じ方の方に共感多々あり』、chanduさん『金カムとはまた違った角度からのアイヌ民族の描かれ方してて興味深い。こっちのほうがよりリアルなアイヌと和人の関係なのかな』、マリンバさん『急にバードが生き生きと動き始めた気がする。それがとても良い』などがある。
なお、描き下ろし漫画「取材はたのしいのコーナー」で、作者:佐々大河氏は『この漫画は、バードの旅行記やいろいろな資料をもとに描いています。とはいえ、本だけでは分からないことも多いものです。というわけで、蝦夷編の前に北海道取材に行って来ました!取材の成果は本編でバンバン発揮するので、次巻もお楽しみに!』などを描かれている。
「ふしぎの国のバード」11巻コミックス情報(試し読みあり)

「ここにもアイヌはいるはずです。探してみましょう」


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「ふしぎの国のバード」11巻コミックス情報(試し読みあり)
カドコミ「ふしぎの国のバード」掲載ページ / ニコニコ静画
ふしぎの国のバード - Wikipedia
イザベラ・バード - Wikipedia
日本奥地紀行 - Wikipedia
イザベラ・バードの日朝中
イザベラ・バードの見た明治日本(東京〜会津) / 新潟〜秋田 / 黒石〜北海道
【感想リンク】
当時の日本の風習、現代を生きる私にもふしぎの国と思う事も多く
また違った角度からのアイヌ民族の描かれ方してて興味深い
当時のアイヌの人達の困難がよりリアルに描かれていて苦しい…
イトですらアイヌに対する偏見を持っているところが興味深かった
急にバードが生き生きと動き始めた気がする
先入観がないバードさんと先入観しかない日本人との対比よ
あのアイヌに同情してるのですか?の問い掛けへの答えは固い意思
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