バケモノのきみに告ぐ、 「電撃小説大賞史上初、カクヨム発受賞作が贈る伝奇×追想録」

柳之助氏のライトノベル「バケモノのきみに告ぐ、」【AA】発売
「果たしてヒトか、悪魔か。これから語るのは、間違いだらけの愛の物語」

感情を力に換える異能者《アンロウ》
（右から）シズク、エルティール、ロンズデー、クラレス

シズク・ティアードロップ：精神や五感に影響を与える《アンロウ》に目覚めた少女
「さぁ、ノーマン君。聞いてくれますか？」

「こんな死に方なんて許しませんよ――」

アニメイト秋葉原2号館
特典：4Pリーフレット

ゲーマーズ本店
特典：4Pブックレット
タペストリー付限定版

メロンブックス秋葉原1号店
特典：リーフレット
アクリルカード付限定版

電撃文庫5月新刊、著：柳之助氏＆イラスト：ゲソきんぐ氏のライトノベル「バケモノのきみに告ぐ、」【AA】が、10日に発売になった。

『バケモノのきみに告ぐ、』は、柳之助氏がWEB小説サイト「カクヨム」などで発表（現在は非公開）され、第30回電撃小説大賞で銀賞を受賞された作品「簡単なことだよ、愛しい人」を改題・商業書籍化された作品で、KADOKAWAの発売告知によると『罪人として囚われた少年が、不思議な力を操る少女たちとの出会いを振り返るという伝奇×追想録』というお話。

今回発売になった「バケモノのきみに告ぐ、」【AA】は、オビ謳い文句が『果たしてヒトか、悪魔か。これから語るのは、間違いだらけの愛の物語』、裏表紙は『この〈告白〉を聞いて、きみは真理に辿り着けるか』で、折込チラシは『嘘つきは、バケモノの始まり――。或る少年の告白録』などになってる。

また、発売日のゲーマーズ本店では柳之助氏のサイン入りポスターもあり、販促ポスターは『バケモノに恋をしたこと、きみにはあるか？』で、販促POP『衝撃の声多数！電撃小説大賞史上初、カクヨム発受賞作が贈る伝奇×追想録』も付いてた。

ここはどこかの薄暗い部屋。少年・ノーマンは拘束されていた。どうやら俺はこれから尋問される。語るのは、心を異能に換える異能者《アンロウ》について。そして、4人の少女とバケモノに立ち向かった想い出。
全くやる気のない最強で最凶な彼女たちの欲望を満たし、街で起こる怪事件を秘密裏に処理すること。これこそが俺の使命――のはずだった。だが、いまや俺はこの街を混乱に陥れた大罪人。魔法も、奇跡も、幻想も。この街では許されない。でも、希望はある。なぜかって？――この〈告白〉を聞けばわかるさ　裏表紙

「バケモノのきみに告ぐ、」【AA】の感想には、読樹庵さん『バトルもミステリもラブも全部盛り込んで。その中に歪で間違っている、だけど真っ直ぐな思いを芯として通して。故にまさに言い知れぬ思いに駆られる作品』、とこーさん『4人のヒロインは魅力的かつ個性的で、しかも一冊でこの4人の魅力を余すところなく伝える構成』、凜音さん『ヒロイン達の激重感情と、主人公の見せた彼女たちへの想い。その関係性が好きでした』、夜市よいさん『新規エピソード含む体感3割弱程度の加筆修正がされていて、特に各章の始まりで主人公とヒロイン達との出会いの描写が追加されたのが良かった』などがある。

なお、著者：柳之助氏はあとがきで『ラブコメを書こうと思ってこの話を書き始めた時、「ラブ」ってなんだろうって真面目に考えました』、『この本はノーマンとヒロインによる一対一のお話でした。もしこの先があるならヒロイン同士の話や、ノーマンとヒロインたち5人の物語をお届け出来たら幸いですね』などを書かれている。

「バケモノのきみに告ぐ、」書籍情報 / 著者：柳之助氏のTwitter

「それを考えるのは貴方の仕事ですよ」

「――ノーマン君？」「うん？どうし――」

「地獄にいると思った。そんな自分を彼は拾ってくれた」

「つまらん！探偵業は終わりだ！」

「止めろ！？今更何言ってるんだ！現行犯逮捕だ！」

「――やはり来たか」