蔵本千夜の初単行本 Battle Scar 「これはウクライナの悲劇と現実の物語」
蔵本千夜氏の初単行本で、青騎士などに掲載されたコミックス「Battle Scar」【AA】が、アキバではもう出てる(公式発売日は16日)。
「Battle Scar」【AA】には、ロシアのウクライナ侵攻(初期)を、ウクライナ側視点の取材を元に描かれた(※・※)「シノビ」、「アリョーナ」、「マーチャ」の3つのエピソードや、「ウクライナ侵略戦争のタイムライン」、取材対象者のプロフィールも収録し(もくじ)、オビ謳い文句は『戦争の姿は1つではない』、『ウクライナ戦争の惨状を如実に見せる、取材内容を基にしたエピソード多数収録』、裏表紙は『これはウクライナの悲劇と現実の物語――』だった。
私たちの知らないウクライナがここにある――。ウクライナ侵攻から約2年。人々は傷つけ合いながら戦争を続けている。とある者は家族を失い、とある者は希望を奪われ、とある者は未来を消された。しかし、彼らは諦めることなく、一歩一歩前に向かって歩み出している。これは語られることのない人々の物語であり、現実の物語である―― カドカワストア
なお、作者・蔵本千夜氏は、「Battle Scar」【AA】のカバー折り返しで、『初めての単行本です。取材にご協力して下さった方々。制作に携わってくれた監修さん、この作品を送り出してくれた担当さんたち、あと読んでくださってるあなた、心から感謝いたします』、後書きで『初めての単行本で、嬉しさもありながら複雑な気持ちです。初めての単行本がウクライナ侵攻を題材とした作品になるなんて夢にも思いませんでした』、『戦場で記録される歴史はいつも大きなできごと、偉い人、けれども戦場でいつも一番の傷を負うのは一般人だと私は思います。なので「Battle Scar」では戦争で一番影響を受けているのに、歴史の記録から除外され、取り残されてしまいそうな人々の話を描きたいと思いました』などを書かれている。
カドカワストア「Battle Scar」コミックス情報 / 蔵本千夜氏のTwitter
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