戸川四餡の初単行本　黒巫鏡談１巻　「日本の怪奇作家×朝鮮の異端の巫女」

戸川四餡氏の初単行本「黒巫鏡談」1巻【AA】発売
「1937年の朝鮮・京城を舞台に、凸凹バディが悪霊に立ち向かう――！」

「三文怪奇作家、巖谷鏡水が民俗学に転向か？」
「僕が書きたいのは怪奇小説、趣向を変えて朝鮮ものでも、と取材に来たのさ」

「“黒衣の巫女”京城近辺で活動する異端の巫女。
その身に邪のものを降ろし無伴奏で舞う呪いの儀式を行う」

「雑鬼が憑いていました、私が通りかかってよかった」

アニメイト秋葉原2号館

COMIC ZIN秋葉原店

ゲーマーズ本店

戸川四餡氏の初単行本で、ハルタ→ハルタオルタで連載されていたコミックス「黒巫鏡談」1巻【AA】が、アキバでは12日に発売になった（公式発売日は13日）。

『黒巫鏡談』は、連載開始時のコミックナタリーによると『舞台は1937年、朝鮮・京城府。その身に邪なるものを降ろし、呪いの儀式を行う、“黒衣の巫女”と呼ばれる存在が朝鮮にあることを知った怪談作家は、「面白そうな題材だ」と現地に足を運び、その巫女を探し始めるが……』で始まるお話。

今回発売になった「黒巫鏡談」1巻【AA】には第1話から第4話と、余話「黒巫日和」を収録（もくじ）し、コミックス情報は『連載時から韓国で話題沸騰！異例の日韓同時発売』、『八咫烏杯出身の気鋭、戸川四餡の初コミックス！』で、オビ謳い文句は『1937年の朝鮮・京城を舞台に、凸凹バディが悪霊に立ち向かう――！』、『日本の怪奇作家×朝鮮の異端の巫女』などだった。

なお、裏表紙は『行方知れずになった民俗学者が残した、「黒衣の巫女」という禁忌の存在に関する記述。偶然それを目にした怪奇作家・巖谷鏡水は小説の題材にすべく、朝鮮・京城を訪れる。何かに導かれるように黒衣の巫女・崔月子に出会い行動を共にする巖谷だったが、それは凄絶な旅の始まりだった――』になってた。

「黒巫鏡談」1巻コミックス情報（試し読みあり） / 戸川四餡氏のTwitter

「巫俗と呼ばれる私達の信仰における司祭、それが巫堂です。儀礼の過程で神を降ろし、神託を語る…西洋風に言えばシャーマンといったところです」

「崔月子（チェウォルジャ）です…どうぞよろしく」

「怖じ気づきましたか？ああ…これが気になりますか、私の祭儀に必要な巫具座です」

「出で来よ、我がトケビ」

「（えっと…）」ギチギチギチギチ

「떠나가라（立ち去れ）」

「月子さんっ！」

「“黒衣の巫女”をもっと見たい！」

「先に待つのは暗闇かもしれない、それでも構いませんか」