吉田修一×三国史明　コミカライズ国宝１巻　「歌舞伎×圧倒的青春！」

三国史明氏がコミカライズ「国宝」1巻【AA】発売
「歌舞伎に生きる男の圧倒的青春」

昭和30年代。長崎の極道の家に生まれた少年・立花喜久雄
「長崎一のヤクザ者が、情けなかぞ！」

「（歌舞伎界が…変わる──）」

「権五郎親分を撃った犯人、まだ見つからんのか？」 「今も逃亡中らしいわ」
「長崎一の立花組が、落ちぶれたもんやな…」

アニメイト秋葉原2号館

メロンブックス秋葉原1号店

COMIC ZIN秋葉原店

吉田修一氏の小説を三国史明氏がコミカライズされ、ビッグコミックスピリッツで連載中の「国宝」1巻【AA】が、9月30日に発売になった。

原作『国宝』は昭和30年代を舞台にし、吉田修一氏が朝日新聞出版から出されている小説で、2025年に実写映画化も決定していて、コミカライズ版はコミックナタリーによると『時は昭和、極道の家に生まれた立花喜久雄は、圧倒的な芸の才能と麗しい美貌を持っていた。大阪の人気歌舞伎役者・花井半二郎との出会いを経て、喜久雄は芸道に身も心も捧げていく』というお話。

今回発売になったコミカライズ「国宝」1巻【AA】には、第1話〜第7話とラフカットを収録（目次）し、裏表紙は『深い絆と軋轢。信頼と裏切り。歓喜と絶望──極道に生まれた立花喜久雄が進む道は、深淵なる歌舞伎の世界』、『「悪人」「横道世之介」「怒り」ベストセラー作家・吉田修一×「俺が、一番のファンだ」武論尊氏、激賞！三国史明』で、吉田修一氏の公式Twitterの告知によると『歌舞伎×圧倒的青春！』とのこと。

至高の大河浪漫。芸道に身も心も捧げた男の一代記！任侠に生まれた立花喜久雄の数奇な運命がはじまる。歩み出す道は光り輝く花道か。奈落へ繋がる棘の道か――芸道小説の金字塔をコミカライズ！　作品情報

なお、コミカライズ「国宝」1巻【AA】のコミックス情報は『極道の家に生まれた立花喜久雄〜親が目の前で殺され、喜久雄を拾ったのは稀代の女形・歌舞伎役者、花井半二郎だった。花井にはひとり息子・俊介がおり、奇しくも喜久雄と同い年。二人が歩み道は光り輝く花道か。奈落へ繋がるイバラの道か。絡み合う二人の青年の人生は蒼く輝いていく！』などになってる。

「国宝」1巻コミックス情報 / 作画：三国史明氏のTwitter

「関西歌舞伎の名門・丹波屋。歌舞伎役者の、花井半二郎さんや」
「喜久雄くん、ここにいても、極道の道に進んでも、君に先はない。だが──」

「どうもその子には、生来の役者の資質があるように思えるのです」

〈任侠の血筋と、梨園の血筋…
決して交わるはずのなかった二本の道が交差したことで数奇な運命をたどり…〉

〈3月、大阪──花井半二郎邸の稽古場でございます〉

「これが俊介ですわ。で、そっちが立花喜久雄」

「俊介と喜久雄、二人で同じ役を勤める」

「（久しぶり、本当に久しぶりの舞台や──…）」

「（思った通りや。二人の才は女形にある！）」

「お前見てると、腹の底からムカつくねん」