踊町コミックハウス１巻　「少し不思議な町で生き抜く、ギリギリコンビの“まんが”道！」

九重すわ氏のコミックス「踊町コミックハウス」1巻【AA】
「少し不思議な町で生き抜く、ギリギリコンビの“まんが”道！」

「不採用のお祈りメールが…今…これで50社め…
あと何社の祈りがあれば私の願いは叶うんでしょうか…」

「（経験も無い、資格も無い、仕事も無いし、お金も無い…
誰も私を必要としていないし、誰も私を助けてくれない…）」

「 あ…れぇ…？
（もしかして…ここは…私のような小娘が立ち入っては行けない場所…！？）」

アニメイト秋葉原2号館
特典：リーフレット

ゲーマーズ本店
特典：イラストカード

メロンブックス秋葉原1号店
特典：リーフレット

九重すわ氏がコミックFUZで連載されているコミックス「踊町コミックハウス」1巻【AA】が、1日に発売になった。

『踊町コミックハウス』は、コミックナタリーによると『少し不思議な町・踊町で暮らしながらマンガ家を目指す女性2人の姿を描いた物語。急に仕事を失い途方に暮れていた富田しえは、たまたま通りがかった踊町で高校の同級生・万波ルカと再会する。拾ったジャンク品を修理してお金を稼いでいるという仕事や、縄張り争いでならず者に目をつけられている万波の暮らしぶりにしえは目を剥くが、泥酔した2人は意気投合しいっしょにマンガ家を目指すことに』から始まるお話。

今回発売になった「踊町コミックハウス」1巻【AA】には、第1話から第5話を収録し、キャラクターのプロフィールを収録し（もくじ）、オビ謳い文句は『始めよっか、私たちの「まんが」を。少し不思議な町で生き抜く、ギリギリコンビの「まんが」道！』だった。

また、裏表紙は『「契約」は絶対お家賃の期限は1年まで必ず守ってね』で、アキバでは販促POP『家賃30万滞納中。支払期限まであと2ヶ月』が付いていた。

職を失い途方に暮れていた富田しえは、たまたま通りがかった「踊町」で高校の同級生・万波ルカと再会。彼女の家に同居することに決めたものの、そこでどう見ても普通の人間ではない「大家さん」と怪しい「契約」を結ぶことに……！？　コミックス情報

「踊町コミックハウス」1巻【AA】の感想には、笹？さん『金無しほぼ同居の生活感や街の住人との慌ただしい交流が楽しく、他に行き場所がない2人が苦楽を共にする百合的関係もいいものであった』、イイヤンさん『ニアアンダーセブンみたいな環境で、もうマンガを描くっきゃないみたいになってる女の子たち』、閉伊太陽さん『めちゃくちゃ漫画がうまい絵も上手いキャラも世界観もいい見せ方も上手い文句なしの満点で、アニメ化しそうな風格があり、このマンガがすごい』などがある。

なお、作者・九重すわ氏は第1巻の発売に際し、自身のpixivFANBOXで『カバーデザイン諸々をタイトルロゴと同じく藤本“ANI”健太郎氏にパワードしていただきました！！最高にカッコイイ出来！！』、『そういえば踊町コミックハウスの世界はぼくたちが暮らす世界とは機械文明の進歩が20年くらい遅れています。だからしえちゃんの携帯もガラケーだしPCのモニターもCRTなんですね！』などを告知されてる。

「踊町コミックハウス」1巻コミックス情報 / 九重すわ氏のTwitter

「アッアッ…ア…？宮田しえちゃん！？」 「ひっ…え…！？なんで…名前…？」

「何書いてるの？」 「今日楽しいから忘れないように」
「えっ…うっま！」

「描こう！ふたりで！漫画！！」
「やったあ〜！」 「（めっ…ちゃくちゃ不安だけど！）」

「何？さっきの…？」「歓迎の歌！今から2番やるね！」

「ウワア〜！ガチリンだぁ〜！」

「わぁ〜ッ！」

「こらぁーっ！！しえちゃん返せーッ！」

「私さ…この街来てからなんとかやってける気がしてんの」

「そんじゃ〜はじめよっか、私たちのまんがを」