クプルムの花嫁６巻　「長編シリーズ“異業種交流編”が完結」

namo氏のコミックス「クプルムの花嫁」6巻【AA】
「鎚起銅器職人の未来のパートナーとしてぐんぐん成長中！」

「（木目金―木目銅とも呼ばれるこの技術は、異なる種類の金属を何層にも重ね合わせ加熱して鎔着させ削り出すことで、木目のような美しい模様を浮かび上がらせる）」

「ずごい集中力」 「熱がこもってるな」
「（木目金を打って分かることもある、これは狂気の技法だ）」

「銅とステンレスの積層金属、今回の話に合うと思わないか！」
「包丁で使うステンレスとの組み合わせ、確かに面白そうではある」

アニメイト秋葉原2号館

COMIC ZIN秋葉原店

メロンブックス秋葉原1号店

namo氏がハルタで連載されているコミックス「クプルムの花嫁」6巻【AA】が、アキバではもう出てる（公式発売日は15日）。

『クプルムの花嫁』は、1巻コミックス情報によると『高校を卒業したてのギャル・しいなは突然こんな言葉を鎚起銅器職人の彼氏・修に投げかけられた。「結婚しないか――？」。超うれしいけど、彼の家は職人一家！？仕事とか歴史とかよくわからないけど、大好きな彼のためにうまくやります！新潟県・燕三条地域を舞台に繰り広げられる、職人とギャルの、ちぐはぐだけどラブラブ婚約生活』というお話で、2023年3月〜4月には新潟県燕市で企画展「クプルムの花嫁のセカイ展」も開催（2023年7月〜9月に第2弾開催）された作品。

今回発売になったコミックス「クプルムの花嫁」6巻【AA】には第38話から第44話と、描き下ろし「こぼれ話」3編を収録（もくじ）し、裏表紙は『結婚秒読みのふたりの成長が詰まった第6巻！』で、オビ謳い文句は『職人を支えるのが仕事です！』、『鎚起銅器職人の未来のパートナーとして、ぐんぐん成長中！』、『ギャル×カタブツ男子のいちゃラブ婚約生活♥』などだった。

「銀座の百貨店の企画展に出す、目玉商品を考えてくれ！」修は、お得意様からのオーダーを受けて、お隣の町・三条の職人たちと協同で準備を進める。自分が打つべき銅を追い求めた修は、かつて父が究めた幻の技術・"木目金"に辿り着き――？長編シリーズ「異業種交流編」が完結の第6巻！　コミックス情報

なお、コミックス「クプルムの花嫁」6巻【AA】のあとがき漫画で、作者：namo氏は『修と五十嵐さんの協業篇、少し長いお話となりましたがいかがでしたでしょうか？このシリーズ取材がとても大変でほんと何度プロット修正したことか…取材に協力して下さった企業様、監修のMGNET様に、おなじみの齋藤さま本当にありがとうございました』などを描かれている。

「クプルムの花嫁」6巻コミックス情報

「ステンレス！端的に言って地獄だった…
鎚起銅器では全然扱わない素材だから色々試してみたんだ」

「箸置きを想定した、ステンレスと銅の積層金属です。加工が難しい素材ではありますが、削り出して形を整え富川の青で彩色しました」

「人に溶け込んでいく、そういう生活の道具を作りたいと思っています」

「銅の役割を広げられると思ったんです」

「うん、悪くないじゃん」

「ステンレスと銅というテーマはとてもいいと思う」

「この人たちは…」 「あたしの好きな人たち！」

「銅のみではたどり着けなかった場所にたどり着ける」

「あたしにとっては今日が本番だから、がんばらせて？」