コミカライズ　変な家４巻　「家の深淵には、悪夢のような“真実”が待ち構えていた」

雨穴氏の小説を綾野暁氏がコミカライズ「変な家」4巻【AA】
「家の深淵には、悪夢のような“真実”が、待ち構えていた――」

「ちょっと待ってください、栗原さん。あの“開かずのふすま”の向こう側に、隠し通路が存在している…ということですか？」

「細い通路を挟んで二組の“開かずのふすま”がある。二つのふすまを一つに見せかけることで、その間にある空間を消滅させているわけです」

「行きましょう、隠し部屋へ」

メロンブックス秋葉原1号店

アニメイト秋葉原2号館

COMIC ZIN秋葉原店

雨穴氏の小説を綾野暁氏がコミカライズされ、一迅プラス内・comic HOWLで連載中の「変な家」4巻【AA】が、アキバではもう出てる（公式発売日は16日）。

『変な家』は、Wikipediaによると『2020年10月12日にウェブメディアオモコロに投稿された記事が初出。2020年10月30日にYouTubeに「【不動産ミステリー】変な家」として公開。続編を書籍として書き下ろした作品が2021年7月20日に小説として発売』という、2024年3月に実写映画も上映された作品で、コミカライズは1巻発売時のコミックナタリーによると『小説をコミカライズ、いわくつき物件を題材にした“不動産ミステリー”。オカルト専門ライターの“私”は、正体不明の「謎の空間」が存在するとある家の間取り図を見せられる』で始まったお話（4巻巻頭の前巻までのあらすじ）。

今回発売になったコミカライズ「変な家」4巻【AA】には第13話〜第16話を収録し、オビ謳い文句は『雨穴原作・話題の間取りミステリー。コミカライズ版累計180万部突破！』、『家の深淵には、悪夢のような“真実”が、待ち構えていた――』になってた。

また、裏表紙は『闇の奥の奥から、家が封じた「過去」が蘇る――』、『「いったい…私の家は…片淵家は何をやっていたのでしょう」。片淵家の実家を調べる“私”と柚希。十年以上前の「従弟の死」の違和感から、隠し部屋の存在に辿り着く。栗原は従弟殺害の“犯人”を突き止めるが、しかし、隠し部屋を探索する二人の元へ、「謎の男」が近づいていた…！』だった。

「変な家」4巻コミックス情報 / 連載ページ

「（誰もいない…か。栗原さんの推理通りの構造のようだ…
栗原さんによると、ここが“監禁部屋”だという話だけれど…）」

「（ここに書いてある“左手供養”とはなんのことだ？聞いたことがない…）」

「（ああ…やはり…）」

「ずっと悩んでいたの。すべて話すべきじゃないのかって」

「片淵嘉永は持病の悪化をきっかけに、その地位を子どもへ譲ることになったんです」

「（皆少しずつ歪みひずんでいくことで…突然、巨大なひび割れが現れるような…）」

「祟りを恐れていた宗一郎は、言われるがまま儀式の準備を始めたのです」

「自分の子供に分家を継がせるため…自分の子供以外を殺させた…！」

「左手のない子供が産まれたら、必ず左手供養を執り行う」