SCPって何ですか？１巻 「お二人にはSCP財団を題材にした漫画を描いていただきます」

コミックス「SCPって何ですか？」1巻【AA】発売
「現代ホラーの旗手・梨による、最新“考察型”ホラー」

「“SCP財団”を題材にしたネーム原作がありまして
その作画担当ということでお願いできないかと――」

「（俺たちに舞い込んだのは、奇妙な執筆依頼だった。担当編集の言葉を要約すると、編集部に送られてきたこれを元に完成原稿まで作画してほしいということ）」

「（ネームのモチーフになっているのがSCP財団の世界観であるということ
そして、ネームの作者が誰なのか、編集部にすら未だによくわかっていない）」

メロンブックス秋葉原1号店

アニメイト秋葉原2号館

ゲーマーズ本店

原作・監修：梨氏＆漫画：三山高氏・ハチフン氏が一迅プラス内・comic HOWLで連載されているコミックス「SCPって何ですか？」1巻【AA】が、16日に発売になった。

『SCPって何ですか？』は、コミックナタリーによると『海外発祥の共同怪奇創作サイトとして知られる“SCP財団”から生まれた、“SCP”を題材とする考察型ホラー』で、『ある日2人のマンガ家・MとHのもとに、編集部から奇妙な執筆依頼が届く。それは原作者が誰かわからない“SCP”のマンガの作画と、それに加えてオリジナルパートとなるSCPの入門マンガを描くというものだった。SCPについて、どんな人にも一言で納得させる説明ができないと考えたHは、入門マンガの中にMとHを登場させ、「SCPとは何なのか」を自分たちが理解していく内容にすることを提案する』から始まるお話。

今回発売になったコミカライズ「SCPって何ですか？」1巻【AA】には、第1話「Discuss」から第4話「001-proposal」を収録（もくじ）し、オビ謳い文句は『現代ホラーの旗手・梨による、最新“考察型”ホラー』、「この怪異には、裏がある」で、裏表紙は『読めばSCPが何なのかきっとわかる、考察型ホラー』、『お二人にはSCP財団を題材にした漫画を、描いていただきます――』などだった。

「SCP財団」について解説するパートをMが執筆し、「SCP」と思しき怪異が現れる原作付きのパートをHが作画する。しかし、そのネーム原作を誰が描いているのかは明かされない。戸惑いながらも二人は、少しずつ「SCP」の世界へと入り込んでいく――　裏表紙

また、カバー折り返しには『〈原作1人、作画2人体勢〉で、〈「創作サイト」としてのSCP財団を題材にした〉、〈男性2人主人公〉のSCP漫画です。この漫画を通して「SCPとは何か」を考察します』と書かれている。

「SCPって何ですか？」1巻コミックス情報

「（これは八月上旬、■■県に住む高校生の■■■■さんが体験した話です）」

「（夕焼けも湿度も匂いも寸分違わぬ地元の風景）」

「（…人がいた。しかしそれが上半身のみのマネキンだとすぐに気づきました）」

「“機密指定”って…思いっきり見れちゃってるけど」

「要は“ごっこ遊び”ですよ」

「このネームの世界にSCP財団は存在していない」

「今もずっと階段降りてんだもん、もう何十分もずっと…」

「200mくらいの距離感でずっと聞こえてくるんだよ」

「（彼はカメラを自分に向けました）」