鳥トマト 東京最低最悪最高!1巻 「何者にもなれなかった私たちに捧ぐ東京讃歌」



「(東京は生きているだけで無限に金がかかる。なので私は結婚します)」

「(クソババアの精一杯の餞の言葉。羨ましいのだ。ここから出ていける娘が)」

鳥トマト氏が、月刊!スピリッツで連載されているコミックス「東京最低最悪最高!」1巻【AA】が10日に発売になった。
『東京最低最悪最高!』は、週刊ビッグコミックスピリッツに読切掲載され、月刊!スピリッツで本連載になった作品で、コミックナタリーによると『とある出版社を舞台に、なんでも手に入る街で何も手にすることのできなかった大人たちを描く』というお話。
今回発売になった「東京最低最悪最高!」1巻【AA】には、第1話〜第5話の「東京最低最悪最高!」・「スマホ叩き割れ、朝まで裸で踊れ」・「クソババア、世にはばかる」・「四年に一度の夢」・「私の星(前編)」を収録し、オビの小説家・麻布競馬場氏の推奨コメント『もうやめて!ページをめくるたび絶叫が止まらない。これが人間のリアルじゃなかったら何が人間のリアルなんですか…』とのこと。
また、コミックス情報は『超絶バズの大問題作!令和東京残酷物語』、『大人たちが贈る令和東京物語、開幕』で、オビ謳い文句は『大論争を巻き起こした大問題作』、裏表紙は『何者にもなれなかった私たちに捧ぐ東京讃歌』などで、1巻に登場するのは、地元嫌いの上京婚活女子、ワーカーホリック&SNS依存症男、ワンオペ育児限界女、平成プレイボーイら5人。
どんな夢を描いて、何を目指して、どこに向かって進んでいたかなんてとっくに忘れてしまったけど、立ち止まったらきっと 心が死んでしまうから、私たちは今日も回遊魚のようにただ泳ぎ続ける。まるで溺れてるみたいに―― コミックス情報
「東京最低最悪最高!」1巻【AA】の感想には、mame『令和の都会の生きづらさリアルすぎるオムニバス!』、鴨野コンフィさん『1巻最高だった。夜間授乳しながら読んだから、3話が刺さった』、リーさん『何度読んでも面白いし、その時々で自分の捉え方も少しずつ変わってる』、有藤もしくはマニ藤さん『やるせないって言葉がピッタリ当てはまる漫画で本当に登場人物たちの叫びが聞こえてきそうだ』、なかつさん『はあ〜仕事帰りの心に沁みる!』などがある。
なお、作者:鳥トマト氏はあとがき漫画で『M木氏はまだ僕が単行本を一冊も出してない時に、Twitterで声をかけてくれたスピリッツの編集さん。〜「鳥サンの漫画は面白いです」と数年に渡り、ずっと言い続けてくれて本当にありがたかったです』などを描かれている。
「東京最低最悪最高!」1巻コミックス情報 / 鳥トマト氏のTwitter

「(そう。最近は、仕事も忙しすぎるのだ)」


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【関連リンク】
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「東京最低最悪最高!」1巻コミックス情報 / 作品情報
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【感想リンク】
令和の都会の生きづらさリアルすぎるオムニバス!2巻もたのしみ!
面白いす
人生が描かれているところが本作の魅力
夜間授乳しながら読んだから、3話が刺さった
何度読んでも面白いし、その時々で自分の捉え方も少しずつ変わってる
登場人物たちの叫びが聞こえてきそうだ
どの話も刺さる…
「世の中クソ〜でも生きるか」というテンションになってるのが好き
葛藤や嫉妬が生々しいです
結末は笑えてしまう東京讃歌な作品
私にはこの本があるから大丈夫なのだ