4年制不老不死１巻　「不老不死に悩む吸血鬼女子の孤独と友情」

山本悪々氏のコミックス「4年制不老不死」1巻【AA】発売
「不老不死に悩む吸血鬼女子の孤独と友情」

「（独りが寂しくて寂しくて仕方がなかったら、どうしますか？）」

「（自分は不老不死なんだよ〜なんて人に話せるわけないし、仲良くなってもみ〜んな私より先に死んじゃうから、これは結構難問です）」

「（居場所が欲しい、誰も私の過去を気にしない、誰も私より先に死なない、そんな場所…そんな都合のいい場所は…、大学のサークルにありました！）」

ゲーマーズ本店

COMIC ZIN秋葉原店
特典：イラストカード

メロンブックス秋葉原1号店
特典：イラストカード

山本悪々氏（＝山本善々氏）がLINEマンガなどで連載されているコミックス「4年制不老不死」1巻【AA】が、11日に発売になった。

『4年制不老不死』は、コミックナタリーによると『主人公・鏡原マチは、約600年生きている不老不死の吸血鬼。西洋生まれだが、戦国時代にやって来てからずっと日本で暮らしている。人間と仲良くなっても自分より先に死んでしまい、何度も孤独を味わってきたマチが見つけた暇つぶしの方法。それはいろんな大学のサークルに入り直し続けて、楽しい4年間を繰り返すというものだった』というお話。

今回発売になった「4年制不老不死」1巻【AA】には、第1話から第9話と、描きおろし4コマ漫画を収録し（もくじ）、裏表紙は『人間とヴァンパイアに友情は成立する！？』、『繰り返される、出会いと別れ――』、オビ謳い文句は『4年ごとに更新する楽しい大学生活！』、『不老不死に悩む吸血鬼女子の孤独と友情』だった。

不老不死に悩む吸血鬼女子の孤独と友情の物語――。私は不老不死の吸血鬼・鏡原マチ。西洋生まれで、だいたい600歳。戦国時代に日本にやってきて、今までずっとこの国で暮らしています。でも人間の命はとっても短くて、せっかく素敵な友達ができても、みーんな私より先に死んでしまうのです。そうやって何度も何度も独りになるのをくり返すのは寂しくて仕方なくて……。それに暇！　暇すぎて死にそう！でも、私、孤独にならない方法をついに見つけたのです！その答えは――　コミックス情報

「4年制不老不死」1巻【AA】の感想には、辺野錠さん『不老不死の存在が寂しさを紛らわせるためにやることはインカレ名義で大学のサークルに入ることと言うのがユニークだった』、しゅがごんさん『吸血鬼を題材とした作品は多々あるけれど、これほど面白く、悲しいのは久々』、ソゴールさん『この設定はなかなかの発明じゃないですか？最初見て唸っちゃった』などがある。

なお、作者・山本悪々氏は後書きで『私は今33歳で、漫画家になったのは20歳だったので、「風立ちぬ」でいうところの創造的人生の寿命は終わってしまっているわけですが、マジの寿命が来る前にあと何本漫画を描けるんだか考えると「このペースだとそんなに描けなくね？」と思います。〜今後10年くらいは多少無茶をしながらがんばっていきたいもんです』などを書かれている。

「4年制不老不死」1巻コミックス情報 / Twitter

《鏡原マチ 約600歳 吸血鬼》

「（いろんな大学のサークルに入り直し続けて…楽しい4年間を永遠に繰り返す！これが六百年生きた私が編み出した、究極の暇つぶし法なのです！）」

「（また新しい4年間、もう何回目だろ？
どうかまた不老不死の寂しさを埋める、楽しい4年間でありますように）」

「なんだぁ〜？写真残すとまずいんかお前ェ〜！」

「（1か月に1度くらいは、血を頂戴したいわけです）」

「（だめだ！ますます吸いたくなってくる！）」

「鏡原さん…よね？鏡原マチさん！」

「どういったご関係で？」「に、20年前、同じサークルで同期だったの！」

「おぼえてないの！あなたのこと！全然おぼえてないの！」