本なら売るほど2巻 「本っていいよな、が詰まっている漫画」


「本にはまだ、役割がある。そう思わせる出会いがある」


どんな匂いと聞かれても説明できないが、野生の勘のようなものだ)」

「…それは悪いことをしましたね」
児島青氏がハルタで連載されているコミックス「本なら売るほど」2巻【AA】が、アキバではもう出てる(公式発売日は15日)。
『本なら売るほど』は、1巻発売時のコミックナタリーによると『ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋・十月堂。読書好きが高じて古本屋を始めたものの、店主は売れない本を処分しなければならない現実に苦悩していた。そんなある日、彼のもとに1件の買い取り依頼が届いて…。本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人など、さまざまな客と十月堂店主の、本をめぐる多彩な物語が展開される』で始まった作品。
今回発売になったコミックス「本なら売るほど」2巻【AA】には第7話〜第12話を収録し、オビ謳い文句は『本にはまだ、役割がある。そう思わせる出会いがある』、『街の小さな古本屋「十月堂」は書棚をいっそう充実させて、今日ものんびり営業中です。かつて誰かが手放した本を、次の読者へ届けるために』で、裏表紙は『古本屋めぐりが趣味のサラリーマン、小説に食傷気味の漫画家、質草を処分しにきた質屋――。古本屋「十月堂」には、今日も様々な人が訪れる。“特別な一冊”との出会いを求めて。本と人生をめぐる短編連作シリーズ第2巻』になってた。
街の小さな古本屋「十月堂」にて。ある日店主は、初めて店を訪れた客にこう問われた。「読まなきゃ死ねないってぐらい、面白い本を教えて下さい」“オススメの本”――それは、すべての本好きが対峙する永遠の未解決問題!十月堂のチョイス、そしてお客さんの真意とは?
古本屋「十月堂」を舞台に、さまざまな愛書家たちの人生の機微を描く
コミックス情報
なお、コミックス「本なら売るほど」2巻【AA】の感想には、Y2Kさん『ここぞを絵と間合いで伝える表現力。あるいは10話&11話が著者の本領発揮か』、Asylum Pieceさん『冒頭から「うわ、古本者のことをよく理解したお話」にいきなりガツンとやられ〜魅力的なものばかりだった』、kiraさん『本っていいよな、が詰まっている漫画』などがある。

相手にしてるお客さんが違うんです」


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特製ペーパー【十月堂通信】第2号
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「本なら売るほど」街の小さな古本屋を舞台に描かれるヒューマンドラマ(1巻発売時)
【感想リンク】
本っていいよな、が詰まっている漫画
ここぞを絵と間合いで伝える表現力。あるいは10話&11話が著者の本領発揮か
ノスタルジーだけではない本への愛情と、「本の強(したた)かさ」
魅力的なものばかり
やっぱり面白い
冒頭の古本屋巡りが趣味のサラリーマン。こんな年の取り方をしたい
読み終わった後のこの浸る時間がたまらない