FX戦士くるみちゃん８巻　「強欲の果て。１億円を取り返すため必死になったくるみちゃん」

でむにゃん氏＆炭酸だいすき氏のコミックス「FX戦士くるみちゃん」8巻【AA】発売
「FXと私。強欲の果て」

〈くるみ FX口座残高（海外口座）1,000,000円（＋1,000,000円入金）〉
「（この100万円が、私に残された最後の）」

「（読みが外れても損切りとか考えない
この100万円が…ゼロになるか、1億円になるか。生きるか死ぬか！）」

「ユーロ対スイスフラン売りッ！600枚発射ッ！！」

COMIC ZIN秋葉原店

メロンブックス秋葉原1号店

ゲーマーズ本店

原作：でむにゃん氏＆作画：炭酸だいすき氏がコミックフラッパーで連載されているコミックス「FX戦士くるみちゃん」8巻【AA】が、22日に発売になった。

『FX戦士くるみちゃん』は、でむにゃん氏が自作漫画＆小説投稿サイト「新都社」で公開されていた作品の商業連載化で、1巻発売時のコミックナタリーによると『主人公のくるみが中学生だった2008年秋、母親がFXで大失敗し、2000万円の赤字を出してしまった。母親はだんだんと様子がおかしくなり、その後自殺。この事件をきっかけにFXを知ったくるみは自らもFXを始め、母親が作った2000万円の損失を取り返そうと決意。大学2年生となった2014年2月、ついに取引を始めるが…』で始まったお話。

今回発売になった「FX戦士くるみちゃん」8巻【AA】のオビ謳い文句は『FXと私。強欲の果て』で、裏表紙は『究極に追い詰められてます…』、『1億円を取り返すために必死になったくるみちゃんだったけど、まさかの大負け…！思考の渦にのみ込まれた彼女が選んだ選択は――。誰かくるみちゃんを助けて！』だった。

「FX戦士くるみちゃん」8巻【AA】の感想には、ふわんてさん『すごかった。奇跡の逆転など全く許してはくれない無情な展開…。淡々と最後の準備をする主人公の描写がリアルで恐ろしい』、馬謖さん『えぐられたわ。感情の振れ幅が真逆で極端だから投機は自分を見失ってしまうと再認識』、七宮そあさん『めちゃくちゃ精神にくるな…リアル過ぎるんよ、描画が』、らすねこさん『目が覚めるようなエグさ』、おじまさんさん『絶対FXやらないわ』などがある。

なお、原作：でむにゃん氏はカバー折り返しで『最近になって民法改正で高校生でもFXできるようになったんだと気づきました』や、あとがき漫画でネーム作成について描かれ、作画：炭酸だいすき氏はカバー折り返しで『主要通貨が1日で20％動く確率はほぼ0。1日で30％以上動いたのは歴史上スイスフランショックのみ』や、あとがき漫画で担当さんとの思い出を描かれている。

「FX戦士くるみちゃん」8巻コミックス情報 / カドコミ掲載ページ

「もう完全に読めた！次は上がる！
（この流れ、下がって上がるの繰り返し…ならば…）」

「ユーロ対スイスフラン買い…1000枚、発射」

「（あ、れ…？）」
〈くるみ FX口座残高（海外口座）0円（−4,519,175円）強制ロスカット〉

「（返済しようにも月収150万くらい必要じゃない？）」

「（そっか…お母さんも、同じ気持ちだったのかも）」

「躊躇してる場合じゃない…早く…早くしなきゃ…」

〈先にお母さんのところへ行くことにしました〉

「（私があのとき、興味を持たなければ──）」

「理解できるでしょ？これが最善の解決方法だって」