伽藍堂のガラクタたち３巻　「弱男はガラクタな人生に、ボッタクリな価値を見出せたか」

原作：桑名定理氏＆漫画：伊丹氏のコミックス
「伽藍堂のガラクタたち」最終3巻【AA】発売

〈35歳独身鴨居耕作は、本日もまた婚活に苦戦していた〉
「（空気が…重い！早くどうにかしな――）」 RRR…

「（ヨミさんから電話！？珍しいな…）もしもしどうしました？」
「や、やあ鴨居クン…いますぐ来て、じゃないと…死ぬ」 「（重い！）」

「（こんなに怯えたヨミさんは初めて見る。なにか俺にできることは…）」

メロンブックス秋葉原1号店

ゲーマーズ本店

アニメイト秋葉原2号館

原作：桑名定理氏＆漫画：伊丹氏が週刊ヤングマガジンで連載されていたコミックス「伽藍堂のガラクタたち」最終3巻【AA】が、4日に発売になった。

『伽藍堂のガラクタたち』は、1巻発売時のコミックナタリーによると『マッチングアプリで全敗し、心が疲れてしまった35歳のサラリーマン・鴨居耕作。ある日、気まぐれで古物商・伽藍堂を訪れた鴨居は、ミステリアスな雰囲気漂う美人店主・ヨミと出会う。しかし彼女が営む伽藍堂は、ガラクタを無理やり売りつけてくるボッタクリ古物屋だった。法外な値段でガラクタをふっかけられる鴨居だったが…』で始まったお話。

今回発売になった「伽藍堂のガラクタたち」3巻【AA】には第16話から最終24話を収録し、裏表紙は『鴨居に、伽藍堂に、明日は来るのか。弱男と美人古物商のカモられコメディー、堂々と終幕！』、『弱男はガラクタなその人生に、ボッタクリな価値を見出せたか――』などだった。

相も変わらず元気に婚活大爆死、不憫弱男・鴨居耕作35歳。彼は今日も愚痴をこぼす相手を求めて、伽藍堂へ。店主のヨミには日々ぼったくられまくっているが、伽藍堂は彼にとって心の拠り所となっていた。今日はどんな話をしようかな。
店先につくと、扉には「テナント募集中」の張り紙が… コミックス情報

なお、「伽藍堂のガラクタたち」3巻【AA】の感想には、ハクロウさん『ヨミさん36歳独身眼鏡巨乳…理想の女性でしかないｗ』、棚傘's LOGさん『玉手箱で謎パラレル世界に突入してもヨミさんはあいかわらず。ドサクサに紛れて、相手の弱みに付け込み、ガラクタを売り付けていて良かった。この体験？がいまのヨミさんにつながっているのかと思うと感慨深い』などがある。

「伽藍堂のガラクタたち」3巻コミックス情報（試し読みあり）

「そういえば…ヨミさんって、どうして古物商を始めたんですか？」
「始めたっていうか…元店主のジイさんから継いだだけよ」

「ヨミさんってガラクタを売るとき…楽しそうですよね」

「フン」 「ぎゃっ」「知った風な口きいて…」

「“ご飯”“風呂”の段階でエロ下着を着ていたワケだろ」

「“わ・た・し”のくだりを“裸エプロン”で！」

「あれどうする？」

「呼んだ？」 「ぎゃっ」

「…被害総額、188万4899円」

「世間から見れば紛うことなくガラクタだろうね」