2004年05月07日
AMD創業者のサンダース氏が退任したそうだ

AMDは長年の間,もう少しで勝ちそうなところで負けのカードを引いてしまう会社として知られていたそうだが、アスロンの成功からAMDは変わった。
INTELは2004年度1四半期だけで売上高80億9,000万ドル、純利益は17億3,000万ドルだが、同じ時期のAMDは売上は12億3,600万ドル、純利益は4,500万ドル。またAMDは2002年の時点で過去15年間のうち,8年が黒字,7年が赤字だったそうで、15年間のAMDの純利益は合計で16億6000万ドルだが,うち9億8300万ドルが2000年度のものといった具合に、INTELとの戦いでは安定して利益を出すことができなかった。しかし1980年代にはx86のCPUを作っているメーカーが15社あったらしいが、現在生き残っているのは実質2社しかないことを考えると、経営的にも優れた人だったのだろう。
アスロン1Ghz発売前後のサンダース会長は熱かった。長い間ご苦労様でしたと労をねぎらいたい。
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