2004年09月12日

IwillがアキバでDual Opteron対応キューブPCや8Way Opteronサーバーのデモ

Akiba2Go!アキバホットラインですでに報じられているが、11日にプロントでIwill製品の展示会が行われていた。一番の目玉は世界初のDual Opteron対応キューブ型ベアボーンPCzMAXdpだが、SUSE Linuxを使った8Way Opteronサーバーのデモもあった。
【12月3日追記】上田新聞 blog版さん経由Dual CPUキューブタイプベアボーン zMAXdpは12月下旬販売予定が発表された。


今回の展示の一番の目玉は、見た目は普通のキューブタイプPCとそれほど変わらないが、nForce3 Professionalチップセット搭載したDual Socket 940マザーボードを使い、Opteronのデュアル構成が可能なzMAXdp
2個のOpteron 246とGeForce 6800 GT搭載ビデオカードという構成のデモ機が用意されていていた。ケース底面にはminiPCIスロットもあり、zMAXdp上部の突起は無線のアンテナになるそうだ。

2個のOpteronの冷却にはヒートパイプを使ったキューブ状の大型フィンが2つがフィンを背面の電源にぴったりと付けるように配置してあるのでケース内はかなり窮屈な感じで、電源ユニットの一部分がケース背面から飛びすように取り付けられていた。

アキバホットラインによると
デモ機の背面からは熱風とも言える空気が排出されていたが、これは内部での排熱処理が効率的に機能している証とも言える。ただし、背面の温度は70℃程度に達するとのことなので設置場所を選びそうだ。
【12月31日追記】
IwillからついにDual Opteron対応キューブ型ベアボーン登場!
Dual Opteronに対応するIwill製キューブ型ベアボーンキットがついに登場!ただし、入荷数は極少量でほぼ完売。
年内ギリギリセーフ!Iwill製世界初のDual Opteron対応キューブ型ベアボーンが発売に!
キューブ型ベアボーンPCとしては、世界初のDual CPU対応というのが特徴だ。当初、年内の発売が予定されていたものの、発売は来年にずれ込むのでは?と思われていたが、今日になって突然入荷となった


会場入り口では8Way OpteronサーバーH805をSUSE LINUXで動作させていて、プロント入り口にはサーバー特有の高周波が響き、展示されていたマザーボードのほとんどがDUALCPUのマザーボードだったこともあり、かなりマニアックなイベントとなった感じ。


その他展示されていたのは、NVIDIA SLIのデモを予定していたDUAL XEON のデモサンプルボード(E7525チップセット)や、CK804チップセットを使いAMD系プラットフォームのマザーボードで初めてPCI Expressスロットを搭載する『DK8ES』、PCIexpressx16とPCIexpressx8のスロットをもったDUAL XEONマザーDN800-Lなどがあった。上の3枚の一番左のマシンをよく見ると「NVIDIA SLI」用に2枚のVGAカードが接続されているのがわかる。


なお、何度か行われたビンゴ大会はプロント入り口から人が溢れるほど盛況だったようだ。


関連リンク
zMAXdp製品情報(英語)
Iwillのイベント告知

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