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イギリスのセキュリティ企業Finjan SoftwareがWindows XP SP2の10件の深刻な脆弱性が発見されたと公表しているが、セキュリティは絶対の最優先課題のWindowsXP SP2の脆弱性の内容をデンマークのセキュリティベンダーSecuniaが公表している。

Secuniaでは、2つの脆弱性を組み合わせることによって、悪意のあるWebサイトがユーザーを騙して、HTMLファイルに偽装した危険なファイルを実行させてしまう可能性があると解説。 InternetWatchより

Microsoftは、先日Widows XP SP2に脆弱性が存在することを公表したFinjan Software同様、今回のセキュリティ修正プログラムをすべて適用したWindows XP SP2+IE6で脆弱性を確認したと公表したセキュリティベンダーSecuniaに対してもセキュリティ勧告方法を非難していて

脆弱性を発見したら、最初に該当ソフトウェア会社に直接連絡するのがユーザーにとって最大の利益というのは常識になっていると思う。そのように対処すれば、パッチ開発中にユーザーを悪意ある攻撃にさらさずにすむ。そして、包括的かつ質の高いセキュリティアップデートをユーザーに提供できる
Janan.Internet.comより

そんなニュースもある中、iPodのなかには違法コピ-がいっぱいといった「オモシロイ」発言でも知られているMicrosoftのバルマーCEO氏いわく

われわれが後ろ盾となって、われわれが修復しているから、われわれが作っているから、より安全なのだ。
ITmediaより

「脆弱性を見つけても勝手に公表するな」と言っている会社の発言なので、ぜんぜん説得力ないのですけど・・・。これからはWindowsの脆弱性もMicrosoftに連絡する前に脆弱性を発見した会社がすぐに公表するようになると、バルマー氏のいっている「より安全」が本当かどうかがわかるかも。

【関連リンク】
Windows XP SP2上のIEに悪意のあるファイルを知らぬまに実行させられる脆弱性
ステーブ・バルマーのWindows 1.0 テレビCM
スティーブ バルマー

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